見渡せばいつも変わらずそこにある。あふれる喜び、どうしようもない悲しみ、怒り…。日々の暮らしにあって感情を揺さぶられ、右往左往しても、全てを達観したようにどっしり構え、見守っている。 日頃、無条件で安らぎを与えてくれる山も、時に自然の厳しさを見せつける。どちらも本当の姿であり、親しみ、感謝しながら、畏怖の念を抱かずにいられない。 夏。青色に染まった山が街を包み込む。喧騒(けんそう)から逃れ、穏やかに流れる時間をかみしめながら、山頂を目指す。歩みは遅くても、一歩ずつ積み重ねれば必ずたどり着く。焦らずに行こう。絶景までもう少しだ。 きょうは「山の日」。群馬県は、谷川岳をはじめとする日本百名山が11座あるなど名峰が多い。県内の山を歩き、さまざまな表情をカメラでとらえ、シャッターを切った。 【お知らせ】それぞれの見出しをタップするとそれぞれの写真が見られます。一部の記事でアプリ「上毛新聞AR」をインストールしたスマホやタブレットを写真にかざすと動画を見ることができます。この機会にお楽しみください。 それぞれの見出しをタップするとそれぞれの写真が見られます。 【谷川岳】険しい山に吹く爽やかな風 【本白根山】手軽な2000メートル級 人気 【鹿岳】家路に浮かぶ「ラクダのこぶ」 【野反湖】鮮やか 青く澄んだ湖面 【白水の滝】白い糸のよう 自然の造形美 【赤城山】水面吹き抜ける涼風 【榛名山】静寂の時間 湖面に 【妙義山】登山者引きつける奇岩群 【稲含山】山頂から望む大パノラマ 【金山】ハイカー見守る大ケヤキ 【水道山】見下ろせば文化の薫り