「業務スーパー」非公認大使、業務田スー子さんはテレビでも話題沸騰。この度、『業務田スー子のヒルナンデス!!時短・爆安 神レシピ』を出版しました。安い、便利、大量!といった業務スーパーの魅力が詰まったレシピ集です。

 ちなみに業務スーパーは神戸物産が運営するスーパーで、全国に866店舗(8月時点)もかまえています。

◆業務スーパーの安さの秘密
 異様な安さに、不信感を抱く人もいるかもしれませんね。安さの秘密を、本書から抜き出してみました。

1.材料から育てている
 販売だけではなく、製造も自社で担っているからコストを大幅にカットできる

2.仕入れと流通のコストカット
 約40か国から厳選した商品を大きなコンテナで直輸入

3.仕入れと流通のコストカット
 問屋を通さずメーカーから直接仕入れたり、自社グループ工場でオリジナル商品を作っている

4.無駄・非効率を徹底排除
 広告費を大幅カット

 なるほど、普段目にしない商品が陳列され、安くて美味しいのも納得できました。他社にないオリジナル商品が並ぶのも、ポイント高いです。

 次に、業務田スー子さんオススメの、業務スーパー商品を使い倒す爆安レシピを紹介します。

◆餃子の肉汁とチーズがたまらん「餃子ラザニア」
業務スーパーItem:
豚肉水餃子(500g/348円)、とろけるナチュラルチーズ(1㎏/825円)、大盛ミートソース(175g×3袋/197円)

【材料(2人分)】
豚肉水餃子  10個
牛乳  1カップ
とろけるナチュラルチーズ1㎏  50g
大盛ミートソース  1袋(170g)
パセリ  適量

<作り方>
1.フライパンに餃子、牛乳を入れて中火にかけ、底にくっつかないように混ぜながらトロミがつくまで煮込む。

2.耐熱皿に1を入れ、ミートソース、チーズの順番でかける。

3.上にのせたチーズにこんがりと焼き目がつくまでトースターで焼いたら完成。

 1人あたり184円とは想像もつかない豪華さとボリューム。包丁を一切使わずにできるので、急ぎのランチや疲れた日の夕食にも活用できそうですね。

◆絶対美味しいにきまってる!「カニチャーハン」
業務スーパーItem:
わたりがに(フレーク)の缶詰(120g/248円)、鶏だしの素(濃厚鶏味)(227g/185円)

【材料(2人分)】
A
わたりがに(フレーク)缶汁ごと  1缶
卵  2個
鶏だしの素(濃厚鶏味)  大さじ1/2
ごま油  小さじ1
ごはん  茶碗2杯
塩こしょう  少々

ねぎ  5㎝

<作り方>
1.ねぎをみじん切りにする。

2.耐熱ボウルに1とAを入れて軽く混ぜ合わせたら、ラップをかけずに電子レンジで6分加熱して完成。

 一般的にカニ缶は高価なイメージですが、このレシピだと1人あたり150円で済むのです。これぞ業務スーパーマジック。

 色も均一で見た目も良し。カニのエキスも十分にしみ込んだ、ふっくらした食感も◎。150円なのに贅沢な一品です。

◆オシャレな1皿が完成「サバチョビパスタ」
 サバ缶レシピはポピュラーですが、業務スーパーがからむとひと味違います。アンチョビの代わりにしちゃうのです。餃子の次は、サバ缶でイタリアンを作ります。

業務スーパーItem:
さばオリーブオイル漬け(190g/148円)、スパゲッティ(1.6mm 500g/87円)

【材料(2人分)】
スパゲッティ  200g
さばオリーブオイル漬け  1缶
にんにく  1片
鷹の爪  1本
粗挽きこしょう  適量

<作り方>
1.パスタを袋の表示通りにゆでる。

2.耐熱ボウルにサバ缶を油ごと入れて、軽くほぐしたら、つぶしたにんにく、鷹の爪も加えてラップをしてレンジで3分加熱する。

3.しっかり湯きりした1を2に加え、黒こしょうを加えてよく混ぜ合わせたら完成。

 業務スーパーアイテム。サバ缶のオリーブオイルを利用しているので、調味料も最小限で済むのがうれしい。さらに1人あたり98円というありがたさ。給料日前などにワインを添えて、ちょっぴり豪華に過ごしてみてはいかがでしょうか。

 本書には、安くて簡単なだけじゃない、工夫を凝らした楽しいレシピが82も掲載。今まで業務スーパーを敬遠していたあなた、勇気を出して一歩踏み出せば、新しい世界がひらけますよ。

―小説家・森美樹のブックレビュー―

<文/森美樹>
【森美樹】1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓。Twitter:@morimikixxx