今年もまた、「夏を前にダイエット!」という言葉が頭をよぎる季節がやってきました。ですが、確かにこれから薄着になっていくけれど、水着を着たり、ボディラインがはっきりとわかるような服を着たりするのはもう少し先ですよね。差し当たって言うのなら、この時期は半袖やノースリーブのトップスを着る機会が増えてきたくらいでしょうか。

 ということは、気になるのは“二の腕”! 今回は、二の腕をシュッとさせるためのストレッチからトレーニングまで、一挙にご紹介していきたいと思います。

◆二の腕が太くなるのは、姿勢の悪さと関係大!
 久しぶりに、半袖・ノースリーブのトップスを着てみて、「二の腕、太っ!」と衝撃を受けた方はいませんか?

 そもそも二の腕の筋肉というのは、日常生活のなかであまり使われることがありません。それゆえに、もともと痩せにくいパーツではあるのですが、現代人に多いあの姿勢もまた、二の腕のサイズアップと大きく関係しています。

 それは、長い時間、パソコンに向かって仕事をしているときの姿勢。そして、スマートフォンを手に持って使用しているときの姿勢。どちらの姿勢にも共通しているのが、“腕を体の前に伸ばしている”ということです。

 このとき、上体はやや前傾して、背中が丸まり、肩が内側に入って巻き込まれた“巻き肩”になってしまっていることが多いでしょう。巻き肩は、肩や肩甲骨の動きを悪くします。すると、そこから連なる二の腕もきちんと動かされなくなり、筋肉が緩み、脂肪がつきやすくなってしまうのです。

 そのため、二の腕をシュッとさせるには、肩と肩甲骨を動かすことがポイントになってきます。

 ここからは、二の腕をシュッとさせるストレッチとトレーニングを4つ紹介していきます。

◆<四つ這いで、腕を伸ばすストレッチ>
(1)四つ這いになる

 →注意点:手は肩幅、足は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつきます。腰が反りすぎないように、ヘソを引き上げて、背中を平らにしましょう。

(2)右手を前に大きく伸ばし、息を吐きながら右側頭部を床につける【呼吸を5回繰り返す】

 →注意点:右ひじ・左ひじ、両方とも床につけてリラックスし、腕〜脇の下、体側の心地よい伸びを感じましょう。反対側も同様におこないます。

◆<肩を外側にまわすストレッチ>
(1)楽な姿勢で座り、両腕を体の前に伸ばす(手のひらは下向き)

(2)両方の親指が外側を向くように、手のひらをかえして、肩を外にまわす【ゆっくりと10回繰り返す】

 →注意点:ひじから先だけの動きにならないように、内側に入った肩を外側に開くことを意識しておこないましょう。

◆<肩・肩甲骨周辺のトレーニング①>
(1)床にひざ立ちになり、両腕を頭上に伸ばしたら指を組む

(2)ひじを曲げてこぶしを後頭部あたりまで下げる〜ひじを伸ばす【20回】

 →注意点:足は腰幅程度に開き、つま先は立てておきます。腕が、顔よりも前に倒れないように気をつけましょう。

◆<肩・肩甲骨周辺のトレーニング②>
(1)床にひざ立ちになり、お尻の位置で両手の指を組む

(2)ひじを伸ばしたまま、こぶしを持ち上げる〜下ろす【20回】

 →注意点:左右の肩甲骨を中央に寄せ、胸・肩を開いておこないましょう。

 二の腕痩せには、巻き肩の改善が必須です。肩がしっかりと外側に開いていると、姿勢も二の腕もシュッとした美しさを目指すことができるので、ストレッチやトレーニングを毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。

<文/高木沙織>
【高木沙織】美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Instagram:@saori_takagi