あなたには、疲れやストレスが溜まってしまった時のサインはありますか? 自分が発する赤信号を放置せずに、適切な方法でこまめに解消することが大事ですよね。

今回は、そんな女性3人のストレス解消法についてのエピソードをご紹介しましょう。

◆SNSはサッと見るだけ
笠井紗香さん(仮名・30歳・派遣社員)の場合。

「私は普段、SNSを見るのに時間を取られるのがもったいないと感じているので、友達の近況確認や、話題になっている情報の確認のためだけにササッとだけ見て、すぐにスマホから離れることを心がけているんですよ」

そんな紗香さんですが、仕事で失敗した時や、両親から「はやく結婚してくれる男を見つけなさい」という無神経な連絡がくると、ついやってしまう行動があります。

◆弱っている時にやってしまうこと
「インスタの虫メガネマークを押すと、おすすめpicがたくさん出てくるじゃないですか? あそこに出てくる文字だけの投稿をついタップしてしまうんですよね」

紗香さんは“人生が好転する前に起こること7選”や“運に愛される習慣3選”“辛い時に思い出したい名言5つ”などを延々と見続けてしまうそう。

「きっと自信がなくなっているからだと思うんですが、普段は絶対見ないでスルーしている説教くさい投稿に、ちょっと救いを求めている私がいるんですよね」

◆時には自分を甘やかす
文字投稿をいっぱい見てしまうのは弱っている証拠だと自覚している紗香さん。そんな時は自分を精一杯甘やかしてあげます。

「私はお刺身が大好物なんです。なのでスーパーで3パック厳選して買ってきて…白ワインなんかも開けちゃって。刺身だけでお腹をいっぱいにする“お刺身パーティー”を開くんです。ま、ひとりなんですけど」

紗香さんはこのパーティーをとても大切にしていて、心のリセットボタンだと思っているそうです。

続いては健康的なストレス解消法のエピソードです。

◆ストレスのサイン
三枝茉里さん(仮名・32歳・会社員)の場合。

「私の疲れのサインは、休日の朝にどうしても起きられなくなってしまうことですかね。そうなると『あ、そろそろヤバいかも』と思いますね」

会社での人間関係が円滑にいかなかったり、彼氏と何となくギクシャクしていると、茉里さんは知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまいます。

「そういう時はとりあえずお昼までゆっくり寝ます。そこから頑張って起きて、ダルくてもむりやり支度をし、ウォーキングに出かけるんですよ」

◆ウォーキングの後は…
好きな音楽を聴きながら日光を浴び、リズミカルに歩いていると、自然と脳からハッピー物質が出てきて元気になってくるそう。

「そのまま近所の銭湯に寄って、汗を流して、大きな湯船につかると、日ごろの悩みも疲れもどうでもよくなってくるんですよね」

「本当にウォーキングとお風呂は裏切りませんよ。しなきゃ良かったと後悔したことないです。確実に私をスッキリさせてくれますね」と茉里さんは語ります。

ちなみに夕方までベッドでウダウダ過ごしてしまうと、余計に気分が落ち込み、なおさらストレスが溜まってしまうそうです。

続いてはストレスで八つ当たりをしがちな女性のエピソードです。

◆ストレスのサインは言葉に出る
安倍晴子さん(仮名・28歳・契約社員)の場合。

「私は、彼氏や母親など気を許している相手と話している時に『でも、◯◯だから』と否定しがちになっている時に、ストレスが溜まっていると感じますね」

つい会話に“でも”が増えてしまい、いつの間にか相手に八つ当たりをしている自分に気がつくんだとか。

「本当に子供じみていて恥ずかしいのですが…結局私は、彼や母親に甘えているってことなんでしょうね」

◆八つ当たりをしてしまった罪滅ぼしに
いつも話を聞いてもらえて感謝しているはずなのに、晴子さんは疲れているとつい自分に余裕がなくなりイライラしてしまいます。

「そんな時は罪滅ぼしじゃないですけど、プレゼントをするようにしているんですよ。母親は甘いものに目がないのでスイーツ系。彼氏はお酒が好きなので、飲み比べセットとか、ビールタンブラーとか。ちょっとしたものなんですけど」

相手の喜ぶ顔を思い浮かべながらプレゼントを選んでいると、晴子さんのストレスも緩和されるそう。

◆性格はなかなか変えられない
「自分の物を衝動買いするより、ずっと満足度高いんですよね。彼も母親も、私がプレゼントを渡しながら謝ると笑いながら許してくれるんですよ。ホントありがたいです」

ですが、一方でこんな気持ちににもなるそうで…。

「でもこれって『また八つ当たりをしてしまうかもしれないけど、許してね』という次に甘えさせてもらうための貢ぎ物だよなって。分かってはいるんですけど、性格って直すの難しいですよね」と苦笑いする晴子さんなのでした。

<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop