止まらない物価上昇で家計の見直しは必須。しかし、節約で生活水準を下げ、せせこましく生きるのはシンドイ……。そこで、節約しながら日々の生活を豊かにするコツを賢人たちが伝授!

 今回は、八百屋歴10年を超える野菜流通のプロ・青髪のテツ氏と料理研究家・イガゴー氏に“生活水準がアガる”食費節約術を聞いた。

◆“旬野菜”を食して年15万円の節約実現
 野菜の価格が高騰し、家計を直撃している。そこで八百屋歴10年の青髪のテツ氏が推奨するのが“旬の食材”という視点だ。

「旬の野菜は平時より安く、栄養も味も抜群です。例えば、夏が旬のピーマンなら体を冷やす作用のあるカリウムなどの栄養が豊富。また、同じく夏が旬のトウモロコシは、この時季糖度が高くなり味もピカイチ。値段も僕のお店では6月頭ごろは250円だったものが、旬に近い6月末になると110円前後と半値近くになっていました。

 安くて美味しい旬の野菜を買うコツは情報収集をしっかりすること。僕もTwitterで、野菜の相場情報を随時発信しています」

 そこで青髪のテツ氏のアカウントをのぞいてみると、「玉ねぎ、きゅうり、ピーマン、おくら、なす、ブロッコリーが今より値下がり」とのツイートが(7月12日)。このようなSNSを上手に活用したい。

◆余った袋詰めの野菜で時短節約レシピ
 一方、安さに釣られて買った袋詰めの野菜はどうしても余りがち。

 そこで“野菜ひとつ”を使った「しかない料理」の研究家であるイガゴー氏提唱のレシピを下記で紹介する。

「例えば、このあとご紹介する『サラッといけるトマトの夏カレー』なら、1食あたり2人前ワンコインで済みますし、すぐ作れるので、時短にもなります」

“旬の食材”を食すのはある意味究極の贅沢。それで節約がかなうなら言うことなしだ。

◆夏カレー、即うまピーマン…旬野菜レシピを紹介
サラッといけるトマトの夏カレー

①切ったトマト400g、油を切ったツナ缶1つ、カレールウ2片、オイスターソース小さじ1を混ぜる。
②ラップをふんわりかけレンジ(600W)で8分温める。
③レンジから出して、バター20gを混ぜ、適量の醤油で味を調えご飯にかければ完成。

※トマト1玉参考価格
9月……170円→旬だと……70円

止まらない!絶品きゅうりの浅漬け

①きゅうり2本を麺棒などで叩いた後に手でちぎってポリ袋に入れ、塩をひとつまみ振って塩もみする。
②袋から取り出し、ごま油大さじ1、鶏ガラスープの素小さじ2/3、麺つゆ・酢・おろしにんにく各小さじ1、こしょう適量を入れて味つけする。

※きゅうり1本参考価格
6月……100円→旬だと……55円

レンジで即うまピーマン

①ピーマン6個を縦半分に切って耐熱容器に入れ、水120ml、3倍濃縮の麺つゆ大さじ3、おろし生姜小さじ1/2、輪切り唐辛子少々を入れ混ぜる。
②ラップをかけてレンジ(600W)で6分ほど程温める。
③レンジ後、ごま油小さじ1をかける。

※ピーマン一袋参考価格
5月……130円→旬だと……98円

◆<食費節約>青髪のテツ氏&イガゴー氏流ハック!
食費年平均約46万円が31万円に!?
※総務省統計局「家計調査 家計支出編(単身世帯)」参照。編集部調べ。

1. 野菜は旬のものを積極的にセレクト
2.「しかない料理」で時短&野菜大量消費
3. 相場やレシピは農家発信のSNSを活用

【野菜のプロ・青髪のテツ氏】
八百屋歴10年以上の知識を生かし、Twitterで役立つ野菜情報や相場予想を投稿。フォロワー数30万人超えの野菜のプロフェッショナル

【料理研究家・イガゴー氏】
主材料1品で簡単・時短・節約できるレシピ『しかない料理』考案者。レシピはユーザーからも大好評で、レシピ本も多数出版

<取材・文/週刊SPA!編集部>