こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。

恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。個別婚活相談や結婚相談所のセミナー講師をしながら、これまで1000人以上の「出会いがない男女」の相談に乗ってきました。

かつて髪はボサボサで化粧もしない「完全なる非モテ」だった筆者。「人は変われる」を自ら実践し、多くの方々の“あなたの「そこ」がもったいない”をご指摘してきた経験から、誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。

 写真はイメージです(以下同じ)今回は、絶対に結婚相談所は入らないと決めたという女性のお話です。

ご相談に来た舞さん(仮名・31歳)は、「菊乃さんは結婚相談所じゃないから相談しようと思った」と言うのです。

「絶対に結婚相談所は入らない」と決めたわけ



舞さんは、コロナ禍で自然な出会いが難しくなった28歳から婚活を始めたそうです。マッチングアプリをダウンロードしていろんな男性と会っているうちに29歳になりました。

出会いはあるけれども相手の本気度が不透明な点が気になり、20代のうちに結婚相談所の利用もいいかなと考えたそうです。

そこで、電車で広告を見た有名な大手結婚相談所へ相談に行ってみました。検討段階中の方向けに、無料相談会というのをやってる相談所は多いのです。

結婚相談所「どんなもんか様子見のつもりだったのですが、他社も検討しているとポロっと言ったらどこなのか聞かれました。

まだ調べているところだったので名前まで出てこなかったんですが、その後の担当の方の発言に驚きました」

他社の悪口を言う結婚相談所にドン引き



「『A社は成婚までサポートしないんですよ』『B社はうちより会員数が少ないんですよ』『C社は証明書を提出しないで婚活する人もいるんですよ』『個人経営の小さい結婚相談所と違ってうちは大手なのでノウハウも豊富で会員限定婚活パーティーもやってます』と他社の悪口を言い出すんです。

そんなことを言っても自社のイメージが良くなるわけじゃないのにと、びっくりしました」

もういきなり店舗に行くのはやめようと、それからはまずWEBで情報収集をしようと思ったそうです。

WEBの結婚診断テストを受けたら数分後に電話が…



別の、テレビCMもやっている大手結婚相談所のホームページを見たところ「結婚力を診断してくれるテスト」というものがありました。舞さんがスマホから性別、年齢やらを入力して「送信」ボタンを押すと、数分後に知らない番号から電話がかかってきました。

スマホを片手に考える女性「診断結果を郵送でお送りしたいのでご本人確認でお電話しております」ということでした。

数日後に郵送で資料が届きましたが、そこからまた電話がかかってきます。舞さんはその番号を着信拒否にしましたが、週末に違う番号から電話がかかってきて出たらその結婚相談所でした。「来店予約をとりますよ」ということでしたが舞さんは不信感を抱き「気が向いたら自分で予約します」と言ったそうです。

それでも翌日も電話がかかってきて、勧誘のしつこさでその結婚相談所にうんざりした舞さんでした。

勧誘がしつこいことで有名な結婚相談所



じつはその結婚相談所、勧誘がしつこいことで有名です。

「結婚相談所名+求人」で検索すると常に従業員を積極採用中なので、社員の入れ替わりも激しい黒に近いグレーな会社なのではないでしょうか。

舞さんの中で結婚相談所のイメージは悪くなり絶対に利用しないと決めて、マッチングアプリで婚活を続けていたのでした。

決してそういう結婚相談所だけじゃないのですが、結婚相談所全体のイメージが悪くなりますよね。

一部の結婚相談所の勧誘の激しさには疑問



複数の結婚相談所の資料を一括して請求できるサイトがありますが、そうしたサイトから資料請求したらあちこちの結婚相談所から勧誘の電話ばかりかかってきて、資料を見る前に結婚相談所が嫌になったという話も聞いたことがあります。

怖がる女性結婚相談所の運営側に聞くと、100人が資料請求をしても実際に店舗に話を聞きに来るのは10人未満で入会に至るのは片手で数えられるかどうかだそうです。もちろん、他の結婚相談所に入会していることもあるのでしょうけれど、舞さんのように結婚相談所そのものが嫌になってしまう方もいるのではないでしょうか。

資料発送にも当然コストがかかります。広告にお金をかけることが悪いとは思いませんが、顧客を奪い合いまともな感覚を持つ人が結婚相談所に不信感を持つ一端になるような行為はやめて欲しいと思います。

大手の結婚相談所の入会金はだいたい10万円前後です。そのうちどれぐらいが集客費用なのでしょうか。

結婚相談所に行ったら入会を断られた



舞さんとは別に、結婚相談所で入会を断られたという方もいます。

優子さん(仮名・30代後半)は大手ではなく小規模の結婚相談所の方が良いのではないかと思って色々下調べをしました。メディア出演経験もある結婚相談所のSNSを見つけて、成婚率も高そうなので話を聞きに行ったそうです。

「どんな人がいいか聞かれて同年代で年収500万円以上と言ったら、同年代は難しいから年齢の幅を広げたほうがいいと言われました。マッチングアプリなら普通に会えるのにと言ったら、『ではマッチングアプリの方が向いていると思うのでそちらで活動してはいかがでしょうか』と言われて入会を断られたんです」

カウンセリングを受ける女性憶測でしかありませんが、その結婚相談所は集客に困っていないので「成婚が難しそうな人」は断っているのではないでしょうか。

同じ手間をかけるならば、結婚しやすい人を入会させ、手間をかけても結婚しづらい人は“仕分け”するでしょう。高い成婚率の理由は、結婚ができそうな人だけ入会させているからなのかもしれませんね。

うまいことを言って入会させられるよりマシ



優子さんには悪いですが、個人的には甘い話をして入会させるところより親切だと思います。

アラフォーになると同年代に会うのは難しいのは事実ですし、それでもマッチングアプリだと簡単に出会えるのは、彼らの目的が必ずしも結婚相手探しではないからでしょう。マッチングアプリの罪は、自分の市場価値を見誤ってしまった女性をたくさん産んだことだと思います。

勧誘も激しくなく、入会拒否もない、リーズナブルなオンライン結婚相談所も増えています。サポートが手厚いタイプの結婚相談所ではありませんが、干渉もありません。入会前の摩擦が嫌ならばこうしたオンライン結婚相談所に試しに入って、うまくいかないのならば必要なサポートを提供してくれる結婚相談所に乗り換えるのもおすすめです。

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。

<取材・文/菊乃>

【菊乃】
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt