キラキラと輝く黄金の瞳と黒い被毛の対比が美しい、うにくんは保護猫。
まだ目も開いていないほど小さい頃に保護され、飼い主さん(@uni_kuroneko)宅へやってきました。
きょうだい猫と一緒に段ボールに入れられて遺棄されていた
うにくんは、飼い主さんの同僚に保護された子。ある日、きょうだい猫と段ボールに入れられた状態で、職場近くの田んぼに捨てられていました。
「保護時は目も開いていない状態でしたが、見つけた職場の方が綺麗にしてくださり、ご飯も与えてくれました」
少しずつおうちの生活に慣れさせていき…
小さなうにくんをびっくりさせないよう、お迎え後、飼い主さんは足音を立てずに歩くことを意識。うにくんのペースで家慣れしてもらいたいと思い、ダンボールの中からケージの中へと、少しずつ行動範囲を広げていきました。
冷凍庫を自力で開けるうにくん

天真爛漫なうにくんは過去に大好きな氷で遊びたくて、冷凍庫を自力で開けたこともあるようです。
氷遊びが好きすぎて遂に自分で冷凍庫をあけてしまう猫。#黒猫 pic.twitter.com/aYOR2bEhp1
— うに 1才 (@uni_kuroneko) March 8, 2023
「印象に残る出来事でした。一度、うにに氷をあげてから氷遊びが楽しくなったのか、私が飲み物に氷を入れる時に、冷凍庫へ駆けつけることが習慣化しています(笑)」
内股気味に歩くところも愛くるしい
好奇心旺盛なうにくんは、甘えん坊さんでもあるよう。背中に乗ってきたり、帰宅時に出迎えてくれたりと、かわいい姿もたくさん見せてくれています。
飼い主さんは、毛がもふもふなうにくんのお腹にメロメロ。つい、顔をうずめ、“猫吸い”を楽しんでしまいます。

愛猫のおかげで家族の仲がより深まった
うにくんを迎えたことで、猫中心の生活を送るようになった飼い主さん。カメラロールはうにくんの写真でいっぱいになり、家族のLINEグループでも愛猫写真を送り合っているのだとか。
これからも、うにと仲良く過ごして成長を見守っていきたい。そう思いながら、飼い主さんは今日も、うにくんの写真を撮りため、成長を記録しています。フォトフォルダーにある愛猫写真は飼い主さんにとって、何にも代えがたい宝物です。
<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291