おいしい朝ごはんで、胃袋をつかめ。

 ラブラブな彼氏との朝時間、ゆっくりまったり過ごしたいですよね。しかしそんな時でもおなかは減るもの。コンビニに買いに行ってもらうのではなく、チャチャッとおいしいごはんがさっと出せたら、どんなに株があがることでしょう!

 そういえば、女性ファッション誌『CanCam』のアンケート調査によれば、男性が朝ごはんでパートナーが作ってくれたらうれしい海外料理は、パンケーキではなく、「中華粥」なんだとか。

 えっ、中華粥? 作るの難しそう…いやいやそんなことはありません! いくつかのコツさえつかめば、実はどんな場所でも失敗なく作れてしまう超カンタン料理なんです!

 そこで今回は、「カンタンなのに味はプロ級! 絶品中華粥」の作り方をご紹介したいと思います。

◆中華粥をおいしく作るコツは3つ

 実は、おいしいお粥をつくるためには、高価な道具や手のかかる下準備は一切不要。おさえるべきポイントはたったの3つです。

1:炊飯器ではなく、「鍋」の方がおいしい
炊飯器に「お粥」モードがあれど、“時短”だけでなく、“おいしさ”の点から考えても「鍋」がオススメ。しかも、2人だから「小鍋」で…はNG。グツグツ感を均一に保つために、“大きめサイズ”を選びましょう。
※米1合を炊く場合は、3リットル容量の鍋が最適。

2:フタはしないで炊く
「お粥をコトコト炊く=フタをする」と思いがちですが、お粥はたっぷりの水で炊いていくので、フタをして圧力をかける必要はありません。また、フタをすることで吹きこぼれる可能性があるため、フタをしないで炊きましょう。

3:浸水しないでOK
白米粥を鍋で炊く場合、通常ごはんを炊く時に推奨される“浸水”はしなくてOK。沸騰したら火加減は“やや強めの弱火”を保ちながら、20分間炊き上げましょう。

 そして今回の“中華粥”のポイントになるのが、「ホタテの缶詰」。鶏肉をさばいて煮込む「鶏粥(とりがゆ)」よりも手間がかからないのに、いつもと違った上級感を演出できます。

 それではレシピの紹介に移りましょう!

◆「カンタンなのに味はプロ級!絶品中華粥」の作り方

【材料(2人分)】

白米 1合
ホタテ水煮缶詰 1缶
鶏ガラスープの素(※1) 大さじ1
酒 大さじ1
ごま油 大さじ1
生姜 1片
水 8合分(1440ml)
煮玉子(※2) 1個
刻み青ネギ 適宜

※1 昆布だしでも良いが、旨味の相乗効果の観点から考えると、イノシン酸が豊富な鶏ガラの方がおいしくなる。
※2 煮玉子は、コンビニやスーパーで売っているものでOK。半熟タイプがオススメ。

【作り方】

(1)炊く
鍋に白米、水、ホタテ缶詰(汁ごと)、鶏ガラスープの素、酒、スライスした生姜を加えて火にかける。沸騰したら強めの弱火にし、フタをせずに20分間炊く。最初は米が鍋底にくっつきやすいので、ヘラなどで軽く混ぜること。その後も時々全体をかき混ぜながら、アクが出たら取りながら炊いていく。

(2)蒸らす
ごま油を回し入れ、全体をかき混ぜたら火を止めてフタをして5分間蒸らす。

(3)盛りつけ・トッピング
粥を器に盛り、煮玉子と刻んだ青ねぎを添える。好みで煮玉子の煮汁をかけていただく。

 刻み青ネギもコンビニで買える時代ですから、包丁いらずで作れてしまいます。さあ一度お試しください!

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
【スギ アカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。@akatsukinohana