【ラクうま美人ごはん vol.30】

 カカオ、チアシード、アサイー…、「スーパーフード(※)」の人気が続いています。これらは、一般の食品よりビタミン、ミネラル、クロロフィル、アミノ酸といった必須栄養素や健康成分を多く含む、おもに植物由来の食品のこと。毎年続々とブームになっていますが、次なる候補として注目されているのが、「モリンガ」という食品。コレ、初めて耳にするという人も少なくないでしょう。

 そこで今回は、美意識の高い女性に人気の「エルカフェ」も太鼓判! パーフェクト食材「モリンガ」について、わかりやすく紹介してみたいと思います。

※スーパーフードの定義(日本スーパーフード協会)

◆モリンガとは、インド原産の生命力が高い植物

 モリンガとは、インド北西部のヒマラヤ山脈南麓を原産とするワサビノキ科の植物。

 インド発祥の伝統医学「アーユルヴェーダ」では、モリンガのことを“300の病気を予防する植物”として、食用や美容の目的で使われてきた歴史ある存在で、具体的には、葉っぱや種を栄養源として、樹皮を鎮痛剤・胃潰瘍剤として使ったりしているそうです。

 では一体どんな栄養に満ちているのか、わかりやすく2つに整理をしてみました。

(1)「青汁」の材料として最強

 青汁の材料として有名な「大麦若葉」と比較すると、ビタミンA・E、カルシウム、GABAなど、美容やストレス対策に重要となる栄養素の含有量で大きく勝るそうです。また、「奇跡の植物」と言われるほど、秀でた栄養バランスを誇り、鉄分、ビタミンB・C、ポリフェノールも豊富なんだとか。

※モリンガの栄養成分について(Moringa Familyサイトより)

(2)高い殺菌力で“食中毒予防”としても

 ワサビノキ科ということもあり、ワサビの辛味成分「イソチオシアネート」が豊富。抗酸化力が高いのでアンチエイジング効果が期待できますが、高い殺菌成分としてピロリ菌抑制効果や食中毒予防としても活用可能。

 では次に、どうやって食べるのか? どこで食べられるのか? という話に移りましょう。

◆パウダーを買って青汁や甘酒に。カフェではカレーも!

 やっぱりありました! スーパーフードをスタイリッシュに提案してくれる「エルカフェ(東京都)」では、モリンガを使った「カレー」と「青汁」を楽しむことができます。

 これらは、「パウダー状」のモリンガを加えて作られたもの。青汁は想像通り目が覚めるような苦味がありますが、他のスパイス等と合わさったカレーは違和感なくおいしく食べることができます。

 家で取り入れやすいのはやっぱりパウダー状のモリンガ。料理や調味料に入れたり、手作り青汁にしたり、甘酒に入れたり…はじめは味が濃厚なものと組み合わせるのが無難そうです。

 その他、モリンガを食べることができる/購入することができる飲食店・ショップをまとめてみました。

<飲食店>
・モリンガのアンテナショップ&カフェ(販売もあり)
・イタリ庵 蕎麦 石はら
・エルカフェ

<ショップ>
・モリンガミルクティー(春水堂)
・D.J(サンシャインジュース)
・モリンガパウダー(Girls, be Ambitious)

<ボディケア>
・THE BODY SHOP
・ダメージケア シャンプー(キールズ)
・リップ(ジョー マローン ロンドン)
・スキンクリーム(サボンデシエスタ)
・モリンガオイル(Girls, be Ambitious)

 すごいパワーを秘めた食材であることは間違いなさそうですが、日本ではまだまだ未知なる存在ですし、日頃食べ慣れない食材であることも事実。チャレンジする場合には、アレルギー情報や注意点などを事前チェックしてから試すのが良いでしょう!

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
【スギ アカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。@akatsukinohana