2019全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦が行われるスポーツランドSUGOで、金曜専有走行が実施され、トップタイムを記録したのは福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。

 今週末は雨の予報が出ており金曜日の専有走行も天候が心配されたが、この50分間のセッションは曇り空ではあったもののドライコンディションで行われた。

 KONDO RACINGの2台が先頭を切ってピットアウトするも、2台ともにチェック走行のため1周でピットに戻った。そんな中、タイム計測を行ったのは坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)で、計時3周目に1分07秒928を記録してトップに立った。坪井をはじめ、この時点でソフトタイヤを装着しているドライバーは全体の4分の1ほどだった。

 開始10分を過ぎると、多くのドライバーが1分07秒台をマークし始めるが、山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がただひとり1分06秒台をマークしてトップにつけた。その直後には塚越広大(REAL RACING)が1分06秒198でそれを塗り替えた。

 開始16分、坪井がSPアウトコーナーでコースアウト。マシンに目立ったダメージは見受けられなかったが、ストップした彼のマシンを回収するため、セッションは赤旗中断となった。

 15分間の中断を経てセッションが再開。平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分05秒851でトップに立った。その後山下健太(KONDO RACING)がそれを更新するも、塚越が再びトップタイムをマークした。

 セッション終盤はソフトタイヤでアタックをするマシンが多く、タイムシートが大きく変動し始める。残り5分を切ったところで関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分05秒474をマークしトップに。開幕戦ウイナーのニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)もそれに続いた。

 そして終了間際には、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2台が驚異的なアタックを見せた。福住が1分04秒812、山本が1分04秒836をマークし、ワンツー体制に。3番手のアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)以下をコンマ5秒以上突き放すという堂々たる走りを見せ、セッションは終了となった。

 4番手以降は関口、キャシディ、野尻智紀(TEAM MUGEN)、塚越、山下といった具合に、それぞれ違ったチームが顔を出しており、この中のどのチームが上位争いに食い込んでくるかは未知数な状況だ。

 なお、SUGOのコースレコードは、昨年に野尻が旧車両のSF14で記録した1分04秒694。福住のタイムは早くもそれに肉薄しており、明日22日(土)に行われるフリー走行、予選でのレコード更新が期待される結果となった。