FIA F2ベルギーラウンドのレース1はレース序盤に大きなアクシデントが起きたことにより、赤旗のまま終了となった。

 前日に行われた予選では、ポイントリーダーのニック・デ・フリーズ(ARTグランプリ)が今季4度目のポールポジションを獲得。松下信治(カーリン)は4番グリッド、佐藤万璃音(カンポス・レーシング)は17番グリッドからのスタートとなった。

 25周のレースがスタート。デ・フリーズが危なげなくトップで1コーナーを抜けた。そこにルイ・デレトラ(カーリン)、ジャック・エイトケン(カンポス・レーシング)、セルジオ・セッテ・カマラ(DAMS)が続き、松下はスタートで若干出遅れ5番手に下がった。タイトルを争うニコラス・ラティフィ(DAMS)はスタート時の接触によってパンクに見舞われてしまい、後退した。

 そして2周目に、大きなクラッシュが起こってしまった。オールージュを登った先のラディオンで、アントワーヌ・ユベール(BWTアーデン)、ファン-マヌエル・コレア(ザウバー/チャロウズ)らが激しくクラッシュし、マシンが大破。ジュリアーノ・アレジ(トライデント)、佐藤らもそのアクシデントに巻き込まれた模様で、マシンを止めた。

 即座に赤旗が掲示され、レースは中断。全てのマシンはピットロードに戻された。その後程なくして、セッションが再開されない旨が通達された。

 アレジと佐藤はマシンを降りた姿が映し出されたが、ユベールとコレアの姿はクラッシュ以降映し出されておらず、その安否は不明となっている。