F2ドライバーのアントワーヌ・ユベール(アーデン)が、スパ・フランコルシャンで行われたレース中の事故により他界。享年22歳だった。

 2019年FIA F2ラウンド9のレース1、その2周目のことだった。トライデントのジュリアーノ・アレジが、名物コーナーであるオー・ルージュ〜ラディオンで体勢を乱してスピン。ユベールはそれに巻き込まれてしまい、ウォールにクラッシュすることになった。

 ユベールのマシンはウォールに弾かれる形でコースに戻ってしまい、そこに後方からやってきたファン-マヌエル・コレア(チャロウズ)のマシンがハイスピードで激突してしまった。

 この事故によりユベールのマシンは、モノコックとエンジンより後ろの部分が分断されるほど激しく損傷することとなった。

 事故から1時間以上経過した18時35分(現地時間/日本時間25時35分)、FIAは事故で負った負傷により、ユベールが亡くなったことを確認した。

 コレアは病院に運ばれたが、安定した状態にあると伝えられている。またアレジはサーキット内のメディカルセンターに運ばれたものの、その後解放されている。

 ユベールは昨年のGP3王者で、今季からFIA F2に参戦した。GP3での好調なパフォーマンスから、ユベールは今季からルノーの全面的なサポートを獲得。それが功を奏し、アーデンのF2シートを得ることになった。

 そしてF2での初年度にも関わらず、モナコとポール・リカールでレース2に勝利し、ランキング8位につけていた。

 なおこの事故により、9月1日(日)に開催が予定されていたFIA F2のスパ・フランコルシャンラウンド レース2は、中止されることになった。

 motorsport.comは、アントワーヌ・ユベールに関係するすべての人々にお悔やみを申し上げる。