今週末に開催されるF1第19戦アメリカGPでは、ハースのケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でNASCARのマシンをドライブすることが明らかとなった。その際、NASCARに参戦するスチュワート-ハース・レーシング共同オーナーであり、NASCARチャンピオンでもあるトニー・スチュワートが走行する予定だ。

 マグヌッセンは、DTMマシンをテストした経験があるものの、NASCARはこれが初体験となる。

「DTMのクルマはとても空力が発達している。彼らは多くのダウンフォースがあるんだ」

「一方でストックカー(NASCAR)は殆どダウンフォースが無い。だからドライブしたらどうなるかは全然分からないんだ。今までにNASCARのクルマをドライブしたこともないしね。だからCOTAでドライブできた他のモノ(F1)とはかなり違っているだろうね」

 マグヌッセンはそう語り、次のように続けた。

「NASCAR(のマシン)はアメリカを象徴するようなレースカーで、僕はずっと試してみたいと思っていたんだ。もちろん普通ならオーバルコース(で走るらせるクルマ)だけど、ロードコースでもレースをするんだ。とても興味深いし、楽しくなりそうだ」

「去年の10月、僕はトニーのアドバイスでスプリントカーに乗りとても早く慣れることができた。彼は僕がクルマに乗る前に、どうやってドライブするのかを見せてくれたんだ」

「トニーと共に素晴らしい時間を過ごした。彼は素晴らしいドライビングのインストラクターであり、これらのクルマの乗り方をよく知っている。NASCARのクルマでも彼の経験や知識は印象的なモノになるだろうね」

 もうひとりのハースF1のドライバーであるロマン・グロージャンは、2010年にフォードのGT1カーでレースに参戦した経験があるが、やはりNASCARのマシンは初体験だ。

「F1マシンよりも少し早くブレーキをかける必要があるだろうね」と、グロージャンはNASCARについてそう語る。

「エンジンがスロットルにどう反応するかを体験することになる。待ち切れないよ。(NASCARマシンの)音は素晴らしいだろうね」

「この催しはとても良い経験になると思う。トニー・スチュワートが僕らを助け、アドバイスを与えてくれるのは本当に凄いと思うよ」