いよいよ始まる2020年F1プレシーズンテスト。その開幕に先立ち、ホンダ製パワーユニット(PU)を使う2チームの代表が、ホンダのプレスリリースにコメントを寄せた。

 2018年からホンダのPUを使ってきたトロロッソ。今季はホンダPUを使う3シーズン目ということになり、チーム名もアルファタウリと変更し、マシンのカラーリングも一新。昨年はドイツ、ブラジルと2度の表彰台を獲得するなど、チーム史上最高とも言えるシーズンを過ごした彼らは、今季それ以上の成績を残すことを目指している。

 同チームのフランツ・トスト代表は、ホンダのプレスリリースに、次のようにコメントを寄せた。

「新生アルファタウリとしてのデビューイヤーとなる今シーズンは、Hondaと迎える3年目のシーズンでもあります。2017年にHondaと初めてのミーティングを持ったときから、我々の関係性は素晴らしいものでした。互いを信頼し、リスペクトするその姿勢は、年を経るごとに強固なものになっていると感じています」

「チームとして過去10年間で最高の成績となった昨シーズンにおいて、Hondaがもたらしてくれた信頼性とパフォーマンスは、成績向上のための重要なファクターになりました。このスポーツでは継続性が非常に大きな意味を持ちますので、パートナーシップ3年目となる今年は、Hondaとともにさらなる前進を果たすことができると考えています」

 また昨年からホンダとパートナーシップを組み、シーズン3勝を挙げたレッドブルは、2020年シーズンを”タイトルを目指す年”と位置付けている。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、そんなシーズン開幕前のテストスタートに際し、次のようにコメントした。

「パートナーシップの1年目となった昨年、Hondaはシーズンを通してコンスタントにPUの改善を続け、そのパフォーマンスをどんどん力強いものにしていきました。2年目のシーズンへ向けたオフシーズン中の彼らの仕事ぶりは非常に印象的で、(今年のマシンである)RB16に合わせたPUを搭載するプロセスは、昨年よりもさらにスムーズなものになりました。その精巧さは芸術品といっても過言ではありません」

「フェルスタッペンとアルボンの両ドライバーは非常に高いモチベーションでシーズンに臨んでいますし、2019年をポジティブな形で終えたことにより、チームの中でも新シーズンへの期待感が高まっています。Hondaは我々と同じく情熱的なレースチームですので、一緒にいい成績を残したときには彼らの中にあるレース屋としてのプライドを感じることができます。私たちはともに同じゴールを描いていますので、その目標に向けてメルセデスとフェラーリに対してどれだけチャレンジしていくことができるのか、非常に楽しみにしています」

 またホンダのブランド・コミュニケーション本部長である森山克英も、プレスリリースで2020年シーズンへの意気込みを発表。「ファンの皆様と、昨年以上の興奮と歓喜を共に味わえるシーズンにしたい」と語った。

「今年もF1のプレシーズンテストが始まります。昨年、2年目となったスクーデリア・トロロッソとは、チームの歴史上初となる1シーズン2度の表彰台を獲得。また、レッドブル・レーシングとのパートナーシップ初年度となった昨年は、シーズンを通じてお互いのパフォーマンスを高め合うことで、フェルスタッペン選手が3勝、Hondaとしても2006年以来の勝利を挙げるなど、初年度から大きな躍進を遂げることができました。2チーム4台体制で初めてシリーズを戦いましたが、トップチームとの差を改めて実感した一年でもありました」

「今年も、トロロッソから名を改めたアルファタウリとレッドブルの2チーム4台体制で戦います。両チームとともにシーズン序盤から昨年を上回る競争力を発揮し、さらなる高みを目指していける一年とするために、まずは今回のテストでしっかりと走り込み、多くのデータを収集することが重要になります」

「ここから開幕戦に向けた準備の総仕上げを急ピッチで進め、いつも応援してくださるファンの皆様と、昨年以上の興奮と歓喜を共に味わえるシーズンにしたいと思っておりますので、引き続きご声援をよろしくお願いいたします」