5月21日(木)、TOYOTA GAZOO Racingは2020年の第48回ニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参加を見送り、2021年の再挑戦を目指すと発表した。

 2020年のニュルブルクリンク24時間耐久レースは、新型コロナウイルスの影響を受け、当初の5月開催から9月24〜27日へと延期されていた。TOYOTA GAZOO RacingはこのレースにLEXUS LCで参加する予定だった。

 しかし世界的な新型コロナウイルスの感染拡大によって、スタッフの渡航制限、現地での走行テスト自粛など車両開発に大きな影響を受けることになった。

 その結果、今年初投入が予定されていたエンジンや周辺技術の導入において安全に完走し得る保証が困難であり、参画する社員や関係者の安全確保に課題があると判断され、今回の参加見送りに繋がったと彼らは説明している。

 また参加見送りと同時に、2021年6月に予定されている次回のニュルブルクリンク24時間耐久レースに向け、尽力していくとした。

 今回の参戦見送りにあたって、トヨタ自動車株式会社代表取締役社長の豊田章男は以下のようにコメントを寄せている。

「先日、ニュルに住む友人から、今年も変わらず綺麗な花を咲かせた“ニュルの桜”の写真が送られてきました。毎年、その桜の前で、チームも私も、安全を祈り、もっといいクルマづくりを誓って、レースに臨んでおりました。今年は、それを出来ず、残念で仕方ありません」

「遠く離れた日本からではありましたが、その写真を見ながら、この逆境の中でも “もっといいクルマづくり”を続けていくことだけは誓いました」

「本年は参戦を見送ることになりましたが、社員メカニック、社員エンジニア、そしてプロドライバー、サプライヤー、スポンサーパートナーの皆様と共に、“もっといいクルマづくり”の挑戦は続けてまいります」

「ファンの皆さまにも、引き続き、我々の活動を見守っていただき、そして応援いただければと思います。よろしくお願いいたします」