新型コロナウイルス対応のための寄付金を集めるFIAのチャリティオークション『RaceAgainstCovid』では、デイモン・ヒルが寄贈したヘルメットとレーシングスーツが33000ポンド (約440万円)で落札された。

 このオークションではモータースポーツ関係者から多くのアイテムが寄贈されており、これらの収益はRMサザビーズを通して国際赤十字赤新月社連盟へと寄付されている。FIAはオークションに先立って100万ユーロ(約1億2000万円)を同団体に寄付している。

 ヒルは1995年のオーストラリアGPで優勝した際に着用していたヘルメットとレーシングスーツを個人的に出品したが、これらは現役F1ドライバーが出品したアイテムよりも高値で取引され、33000ポンドという驚異的な額で落札された。

 現役ドライバーに目を向けると、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)といったスター選手のアイテムが高値で落札された。ハミルトンが昨シーズン使用したレーシングスーツ、グローブ、ブーツの一式がメルセデスによって出品され、26000ポンド(約346万円)を集めた。

 レーシングスーツのみの出品で最も高値がついたのは、ルクレールが初優勝を遂げた2019年ベルギーGPで着用していたものだ。これは25000ポンド(約333万円)で落札された。

 他にはフェルスタッペンのレーシングスーツ、ブーツ、リヤウイングのエンドプレートのセットが23000ポンド(約307万円)で、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が昨年使用したレーシングスーツがリヤウイングのエンドプレートとセットで19000ポンド(約253万円)で落札された。フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネンのレーシングスーツも10000ポンドを超える値がついた。

 また、ナイジェル・マンセルは1980年のデビュー戦で使用したロータスのレーシングスーツというレアな代物を出品。12000ポンド(約160万円)で落札されている。

 最も高値が付いたアイテムは、マクラーレンの2009年マシンであるMP4-24のショーカー。チームによって寄贈されたこの品は2015年仕様のカラーリングに塗装されていたが、落札価格は55000ポンド(733万円)だった。