鈴鹿サーキットで行なわれている2020スーパーGT第3戦。GT500クラスは#64 Modulo NSX-GTが今季初のポールポジションを獲得。Q2を担当した伊沢拓也にとっては自身のアタックで初めてのポールポジションとなった。

 朝から厳しい暑さとなった鈴鹿サーキットだが、公式予選になるとさらに気温が上がり、GT500クラスの予選が始まる頃には気温34度、路面温度は52度に達する灼熱のコンディションとなった。

 15台から8台に絞られるQ1では、午前の公式練習と同様に#64 Modulo NSX-GTが速さをみせた。大津弘樹がそれまでトップにつけていた#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)のタイムを0.6秒上回る1分46秒160をマークした。その後各車が果敢にタイムアタックを行なったものの、トップタイムの更新はなくセッションが終了。64号車がトップでQ2進出を果たした。2番手には#23 MOTUL AUTECH GT-R、3番手に#38 ZENT GR Supraがつけ、午前中に好調だったマシンが上位を占める結果となった。その一方でランキング首位につける#36 au TOM’S GR Supraや同2位の#37 KeePer TOM’S GR Supraはウエイトハンデの影響もあってかQ1脱落となった。

 続くQ2では、64号車がさらに圧巻の走りを見せた。伊沢拓也がドライブし、それまでトップにつけていた17号車のベルトラン・バケットのタイムを1.4秒も上回る1分46秒239を叩き出した。これには他のチームも上回ることができず。最後に23号車のロニー・クインタレッリがアタックし、区間タイムでは肉薄する走りを見せたが、最終的に0.4秒届かず。これで64号車がポールポジションを獲得した。チームとしては2012年の第2戦富士以来で、伊沢にとっては自身のアタックで初めてポールポジションを掴み取った。2位には23号車、3位には38号車がつけ、これまでの2戦とは違う上位の顔ぶれとなった。