2019年にアルファロメオからF1フル参戦デビューを果たしたアントニオ・ジョビナッツィ。彼は2020年シーズン中盤にはシート喪失も噂されたが、なんとか2021年のポジションを確保した。そしてチーム3年目となる今季、彼は後援のフェラーリから明確な目標を設定されているという。

 ジョビナッツィは昨年、経験豊富なチームメイトのキミ・ライコネンにパフォーマンス面で接近。そうして示された改善は、アルファロメオのシートひとつ分の指名権を持つフェラーリに、自身の継続起用を認めさせるために十分なものだった。

 アルファロメオの代表であるフレデリック・バスールも以前、motorsport.comに対し2021年もジョビナッツィが成長を続け、チームリーダーとなることを期待していると語っていた。

 予定通りならば、F1は3月末にバーレーンで開幕を迎える。ジョビナッツィは3年目となるアルファロメオでの戦いに向け、フェラーリから明確な目標が示されており、進歩していくことが望まれていると語った。

「フェラーリにとってはとても明確なんだ。彼らは僕がドライバーとして成長を続けること、そして結果を得ることを望んでいる」

 ジョビナッツィはmotorsport.comにそう語った。

「この点は僕の側からしてもとても明確だ。それが僕の今シーズンに向けたターゲットだ」

「それはともかく、僕も今年は過去2シーズン一緒に働いてきたように、チームとはまた上手く作業に取り組んでいきたいと思っている。3年目のシーズンになるし、ここはもう家族のように感じられているからね」

「また(チームメンバーと)一緒に働けるのは素晴らしいし、キミだってそうだ。彼とチームメイトでいることは、ドライバーとしての進歩をより簡単にしてくれただろうからね」

 2020年シーズン、アルファロメオはマシンの戦闘力を欠いており、搭載するフェラーリ製パワーユニットの競争力不足も手伝い、なかなかポイントを獲得することができなかった。

 ジョビナッツィは乏しい結果の中でもモチベーションを維持してきたチームを称賛しつつ、今季はより競争力のあるマシンを手にできればいいと語った。

「より良いマシンを手に入れて、ポイントをもっと楽に獲れるようになればいいね」と、ジョビナッツィ。

「パフォーマンスの面で大きな改善を遂げられることを願っている。もちろん、リザルトでもだ」

「チームの皆にとって、僕らが後方集団にいるときは厳しいと思う。僕は常にチームの皆を鼓舞して上手くやろうとしているんだ」

「最終的には結構上手く行ったと思う。皆がとてもモチベーションに溢れているのを見ていたんだ」

「もちろんポイントを獲得すると、次のレースではもっとモチベーションが高いように感じるのが常だ。だけどチームの皆はいつも懸命に取り組んでいるのを分かっているから、不満なんて言うことはできない。こうした厳しいシーズンにそうした姿が見れるのは良いことなんだ」