昨年ウイリアムズのリザーブドライバーを務め、サクヒールGPではジョージ・ラッセルの代役としてF1デビューを果たしたジャック・エイトケン。彼は2021年も同じく、ウイリアムズのリザーブドライバーを務めることとなった。

 エイトケンは昨年、FIA F2に参戦する傍ら、F1のフリー走行にも出走。前述のサクヒールGPでは最終コーナーでフロントウイングを壊してしまい、セーフティカー出動の引き金となった。ルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスをドライブしていたラッセルは、このセーフティカー出動に際したピットインでタイヤ交換ミスに見舞われたということもあり、皮肉にもエイトケンがラッセルの初優勝を間接的に阻む形となってしまった。

「僕のキャリアの中で最も特別な瞬間のひとつを与えてくれたウイリアムズに、リザーブドライバーというポジションで今年も残れることを嬉しく思う」とエイトケンは語った。

「グローブ(チーム拠点)で過ごした短い時間の中で既に多くの友人を見つけたし、チームとして成功したいという強い願望を持っている」

「ここにいるみんなの労働意欲やプロ意識は僕に誇りを持たせてくれたし、昨年はサクヒールGPでレースを経験することができた。レーシングドライバーとして成長を続けながら、可能な限りのサポートをしていきたいと思っている」

「近日発表される他のプログラムでこの役割を補完し、僕の目標に向けて、自分のスキルをさらに拡大させる機会を作るつもりだ」

 エイトケンは2018年からFIA F2への参戦をスタートし、昨年まで3シーズン戦っていた。ただ今季は参戦しないと考えられており、彼の言う「リザーブドライバーの役割を補完する他のプログラム」はスポーツカーレースではないかとされている。

 チーム代表のサイモン・ロバーツは、エイトケン起用に関して次のようにコメントした。

「2021年シーズンもジャックに残留してもらえて嬉しく思う」

「彼は素晴らしい才能を持っていて、すぐにチームの人気者になった。彼が昨年バーレーンで行なわれたサクヒールGPで見せたパフォーマンスは、我々に大きな感動を与えてくれた。急遽始まったチャレンジにも関わらず、週末の間に強力なパフォーマンスを見せたのだ」

「ジャックは信じられないほどハードな仕事をしている。彼が今シーズンもチームに貢献してくれることを楽しみにしている」