バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれたF1開幕戦バーレーンGPの初日で、最も印象的だったもののひとつが、マクラーレンの速さだ。フリー走行2回目では、ランド・ノリスがトップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の0.095秒差に迫る2番手タイムを記録し、新加入のダニエル・リカルドも6番手タイムをマークした。

 プレシーズンテストや今回のフリー走行の結果から、今季のマクラーレンがメルセデスやレッドブルとのトップ争いに食い込む台風の目になるのではないかと予測する向きもあるが、ノリスはそれを否定。多くのライバルがまだ本領を発揮していないだけだと主張し、新車MCL35Mには十分な自信を持てていないと語った。

「今日の結果には少し驚いている。多分僕たちが他よりも実力を見せてしまっただけだと思う」

「シンプルなことだよ。明日グリッドの前方に並ぶのはいつもの4台だと思う。どうなるか分からないし、驚くようなことが起こるかもしれない。でも今日のフィーリングはそれほど良くなかった」

 ノリスはまた、マクラーレンはコーナリング時のフィーリングが十分ではなく、特に燃料搭載量や天候が変わった際に一貫性を保つことができなかったと説明した。

「特に中高速コーナーで自信が持てていないんだ。例えばターン6やターン7だ。僕は最初のラップでミスをしてしまって、ターンインの際にリヤを滑らせてしまったので、アタックを中断しないといけなかった」

「マシンに対する自信に関しては、自分の望んでいるレベルではない。去年のようにはうまくいっていないけど、去年より改善された部分もある。だから必ずしも全ての部分を何とかしなきゃいけないわけじゃない」

 マシンに100%の自信を持てていないというのはチームメイトのリカルドも同様だという。しかしながらリカルドは、完全に満足していない状況で良いタイムが出ているということは、それが改善できた時にいかに物事がポジティブに進むかを示していると語った。

「僕たちが2番手と6番手になったことは励みになるけど、僕たちはまだ比較的満足していないと思う」とリカルド。

「あまり悲観的になってはいけないけど、僕たちはまだ100%快適な状態とは言えないし、やりたいことが全てできているわけではない」

「つまり、まだやるべきことがあるということだ。でも何をやるべきか分かっていて、先が見えているということは自信になる」