2021年のF1開幕戦バーレーンGPの予選で圧倒的な速さを見せたのは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだった。フェルスタッペンは、予選Q2こそフェラーリのカルロス・サインツJr.に首位を譲ったが、フリー走行も含めそれ以外のセッション全てでトップタイム。しかも予選Q3では、昨年王者ルイス・ハミルトン(メルセデス)に0.388秒の大差をつけ、ポールポジションを獲得した。

 フェルスタッペンは昨年の最終戦アブダビGPでもポールポジションを獲得しているため、2戦連続での予選最速となったということだ。

「ポールポジションを獲るというのは素晴らしい気分だし、こういう形でシーズンをスタートできたことはない」

 フェルスタッペンはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。

「(2020年最終戦)アブダビGPを勝った後、チーム全体が非常に熱心に、そして意欲的に仕事をしてきた。今年の残りも、同じようになるかはまだ分からない。でもファクトリーのみんなが素晴らしい仕事をして、こんなマシンを僕に用意してくれた。とても誇りに思ってもらえるはずだ」

 またホンダの仕事ぶりについても、フェルスタッペンは称賛した。

「ホンダも毎年と同じように、この冬も一生懸命働いてくれた。彼らはいつも全力で、僕らと同じようにただ勝ちたいと思っている。彼らと仕事をするのは本当に楽しいし、とても情熱的だ。彼らは、素晴らしい冬を過ごした。今日の結果は、ホンダの大きな功績だと思う」

 テストでも好調な走りを見せていたフェルスタッペン。しかしその立ち位置は最後まで分からず、まずは決勝を終えなければと語る。とはいえ良いスタートさえ切ることができれば、好結果はすぐそこにあると考えているようだ。

「テストを終えただけの段階では、自分がどの位置にいるのかを知るのはいつも難しい。だから、予選がどうなるかは本当に分からなかった」

 そうフェルスタッペンは言う。

「でもQ3で今回のような走りができ、マシンから今回のように素晴らしいフィーリングを得られる時には、満足することができる。とにかく明日は完走しなきゃいけない。でも良いスタートを切ることができれば、良い仕事ができると確信している」