昨シーズンのF1でコンストラクターズランキング3位を獲得し、強豪チーム復活の気配を漂わせているマクラーレン。ドライバーのランド・ノリスは、マクラーレンは開幕戦バーレーンGPで優勝を争っていたメルセデスやレッドブルから大きく離されてはいないと感じており、シーズンを通じてフェラーリやアルファタウリと”3番手のチーム”を争うことになると考えているようだ。

 バーレーンGPの予選では、ダニエル・リカルドが6番手、ノリスが7番手を獲得。4番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)や5番手のピエール・ガスリー(アルファタウリ)の後塵を拝したが、決勝ではノリスが、メルセデスとレッドブル以外のチームで最上位となる4位までポジションアップ。リカルドも7位となり、マクラーレンはコンストラクターズランキング3番手につけている。

 バーレーンGPで、マクラーレンが中団争いのトップに立っているか確認できたかと訊かれ、ノリスは「なんとも言えない」としながらも、昨年よりもメルセデスやレッドブルに近づいているという事実に勇気づけられたと、motorsport.comに語った。

「昨シーズンと比較して、僕たちはメルセデスやレッドブルに近づいているし、何マイルも離れているわけではない」

「その差はかなり縮まっていると思うし、一部のサーキットではそれをさらに縮めたいと思っている」

「僕たちが”ベスト・オブ・ザ・レスト”(メルセデスとレッドブル以外のトップ)だったかは判断が難しい。アルファタウリのペースがどうだったかは分からないからね。でも、クルマは素晴らしいと思う」

 ノリスはレース序盤にルクレールをパス。その後は悠々とフェラーリのマシンを引き離していった。ガスリーはリカルドとの接触でフロントウイングを破損し、早々に上位戦線から離脱してしまったため、マクラーレン勢とのレースペース比較は難しいが、ガスリーのチームメイトである角田裕毅は13番手から9位まで追い上げ、そのポテンシャルの高さを示した。

 ノリスは、マクラーレンがフェラーリおよびアルファタウリとシーズンを通して”一進一退”のバトルを続けていくと予想しているが、バーレーンではフェラーリよりもレースペースが優れていたと自信を持っている。

「FP2での走行やプレシーズンテストで、それは分かっていたと思う。フェラーリに何が出来たか、僕たちは理解できているはずだ」

「昨年の予選でも、シャルルは僕たちの前にいたし、フェラーリは予選ではとても速い。しかしレースでは苦戦しているようだった。ペース的には僕たちの方が明らかに速かったのでそれは良いことだけど、おそらくいくつかのレースでは、彼らもより上手くタイヤを管理して、もっと速くなるだろう」

「僕たちとフェラーリは一進一退の攻防を繰り返しているけど、アルファタウリもかなり近いようだ。バトルが楽しみだね」