スーパー耐久シリーズ第3戦は、5月22〜23日に富士スピードウェイにおいてシリーズ最長の24時間レースとして開催され、ST-Xクラスの81号車DAISHIN GT3 GT-R(大八木信行/青木孝行/藤波清斗/坂口夏月)が763周を走破し優勝した。

 9つのクラスに計51台の車両がエントリーした富士SUPER TEC 24時間レースは、22日15時にスタートが切られた。前日の予選は悪天候のためにキャンセルされ、第2戦までのランキング順等でグリッドが決められた。ポールポジションは777号車D’station Vantage GT3(星野敏/藤井誠暢/近藤翼)で、以下、290号車Floral UEMATSU FG 720S GT3(植松忠雄/澤圭太/川端伸太朗/井出有治/川原悠生)、81号車GT-R、31号車LEXUS RCF GT3(永井秀貴/嵯峨宏紀/小高一斗/永井宏明/中山雄一/上村優太)、9号車MP Racing GT-R(JOE SHINDO/柴田優作/影山正美/松田次生/元嶋佑弥/井上恵一)、999号車CARGUY NSX-GT3(木村武史/ケイ・コッツォリーノ/道見真也)、33号車TSK Audi R8 LMS(都筑善雄/宮田莉朋/小倉基宏/田中鉄三郎/本多秀朗/都筑晶裕)とST-Xクラス(7台)の車両が続いた。

 序盤にトップを奪ったのは9号車GT-Rの松田で、最初のピットインが終わると290号車マクラーレンがトップに立った。日没を過ぎると290号車マクラーレンが2番手以下をラップ遅れにして999号車NSX、9号車GT-R、31号車RC F、81号車GT-Rが続いた。

 日付が変わる頃には、290号車マクラーレンが2番手以下を周回遅れにして依然トップを守っており、これに999号車NSX、81号車GT-Rが続いていたが、290号車マクラーレンは電気系のトラブルのためにリペアエリアへ送られ、ここで81号車GT-Rがトップに立った。さらに明るくなった6時前に2番手の999号車NSXは左リヤホイールが外れストップ。これで81号車GT-Rが独走状態に。

 レース終盤も81号車GT-Rは快調に周回を重ね、2番手に42周の大差をつけて優勝。チーム(GTNET MOTOR SPORTS)としては、3回目の富士24時間制覇となった。車両はレース序盤からモニター画面のトラブルで、エンジン回転数や何速に入っているかも分からない状態で最後まで走り切ったという。2位は序盤にクラッシュを演じた777号車アストンマーティン、3位は速さを見せた290号車マクラーレンだった。

 ST-Zクラス(10台)は3号車ENDLESS AMG GT4(内田優大/山内英輝/菅波冬悟/小河諒)が大会3連覇。ST-TCRクラス(2台)は97号車Racer Honda カーズ桶川 CIVIC(遠藤光博/中野信治/小出峻/澤龍之介/原田健太)、ST-1クラス(3台)は2号車シンティアム アップル KTM(飯田太陽/加藤寛規/小林崇志/吉本大樹/高橋一穂)、ST-2クラス(7台)は7号車新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10(藤井芳樹/成澤正人/安斎景介/今井慎吾/渋谷彰良/奥村博文)、ST-3クラス(6台)は62号車HELM MOTORSPORTS RC 350(平木湧也/平木玲次/高橋知己/松澤亮佑)、ST-4クラス(3台)は18号車Weds Sport 86(浅野武夫/藤原大暉/芝叔和/松井宏太/普勝崚/中島佑弥)、ST-5クラス(12台)は456号車odula Star5 Roadster(橋本陸/貫戸幸星/大崎達也/小原康二/勝木崇文/加賀美綾佑)がそれぞれ優勝した。