WRC(世界耐久選手権)の第6戦サファリ・ラリーが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racingの勝田貴元が、2位表彰台を手にした。

 サファリ・ラリーをリードしたのは、ヒュンダイのティエリー・ヌービルだった。SS13を終えた段階では2番手に57秒のリード。その2番手につけていたのが勝田で、さらに後方にはもう1台のトヨタ勢であるセバスチャン・オジェが続いていた。

 しかしSS14でヌービルのマシンにトラブルが発生。右リヤのダンパーが壊れてしまった。このステージはなんとかフィニッシュしたものの、修復することができず、この場でリタイアとなった。

 これで残り3ステージという段階で、勝田が首位に浮上。しかし後方からはチームメイトのオジェが迫った。オジェは金曜日にサスペンションのトラブルに見舞われ、2分半近くを失ったが、そこから驚異的なリカバリーをみせた格好だ。

 オジェはSS16で勝田を抜いて首位に立つと、そのままポジションをキープ。最終パワーステージでも4番手タイムを記録し、総合優勝を手にした。これで今季4勝目ということになる。

 勝田は優勝こそ逃したものの、オジェから21.8秒差の総合2位でフィニッシュ。WRCで初の表彰台を過酷なサファリ・ラリーで獲得した。3位にはオット・タナク(ヒュンダイ)が入った。