アルファロメオのキミ・ライコネンは、2021年限りでF1を引退することを自身のSNSで発表した。

 ライコネンは2001年にザウバーからF1デビュー。当時はフォーミュラ・ルノーからの“飛び級”デビューとして話題となったが、翌2002年にはミカ・ハッキネンの後任として名門マクラーレンに移籍すると、2003年には初優勝を挙げてチャンピオン争いにも加わった。

 2007年にはミハエル・シューマッハーの後釜としてフェラーリに加入し、当時マクラーレンのルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソをわずか1ポイント差で下してチャンピオンに。その後は2009年を最後に一度現役を退いていたが、2012年にロータスから復帰すると、その後フェラーリを経て、2019年から古巣ザウバーが運営するアルファロメオでF1を戦っていた。

 近年はアルファロメオの競争力不足もあり、入賞に届かないレースが多く、今季はここまで10位入賞2回にとどまっている。

 そしてライコネンは第13戦オランダGPの開幕を前に、自身のインスタグラムを更新。今季限りでF1を引退することを表明した。投稿には次のように記されている。

「これで最後だ」

「今年は僕にとってF1で最後のシーズンになる。この決断は昨年の冬に下したものだ。簡単な決断ではなかったが、来季以降は新しい時代になる」

「まだシーズンは続いているけど、家族やチーム、そして僕のレースキャリアに関わってくれた全ての人、特にずっと応援してくれている素晴らしいファンのみんなに感謝をしたい」

「僕にとってのF1は終わりに近付いているけど、人生で経験してみたいことはまだたくさんある」