フェラーリの育成ドライバーであり、F1チームのテストドライバーを務めるカラム・アイロットが、インディカーにデビューすることが決まった。フンコス・ホリンジャー・レーシングから、第14戦ポートランド戦(9月12日)に参戦するという。

 アイロットは2018年からフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)の一員となり、GP3でランキング3位を獲得。2019年にはFIA F2にステップアップ。2020年にはランキング2位となっている。

 先日のル・マン24時間レースでは、アイアンリンクスのフェラーリ80号車をドライブ。LM-GTE Amクラス3位獲得に貢献した。

 ポートランドでフンコス・ホリンジャー・レーシングの77号車をドライブするアイロットは、次のように語った。

「インディカー・シリーズに参加するのも、アメリカで走るのも初めてだ。ヨーロッパで走るのとは少し違うだろう」

「チームと一緒に働くことを楽しみにしており、この機会に参加できることを誇りに思っている。この機会を与えてくれたFDAと、チームに迎え入れてくれたリカルド・フンコスとブラッド・ホリンジャーに感謝したいと思う」

 フンコスとホリンジャーは、8月上旬にチームを設立するパートナーシップを発表。今季最後の3レースを戦い、2022年はフル参戦を果たす予定となっている。

「ファミリーにカラム・アイロットを迎えることができ、とてもうれしく思う」

 そうフンコスは述べた。

「カラムは、チームに多くの経験と素晴らしい才能をもたらしてくれる。来週のポートランドでの公式デビューに向けて、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで最終テストを行ない、彼がインディカー・シリーズにうまく溶け込んでくれると確信している」

 最近では、アルピーヌの育成ドライバーであるクリスチャン・ルンガーが、インディアナポリスのロードコースで行なわれた第12戦にスポット参戦。いきなり予選でポールポジションを争う速さを見せ、12位でフィニッシュしている。

 フェラーリ若手のアイロットがどんな走りを見せるか注目だ。