2021年FIA F3ラウンド6の予選セッションが、オランダのザントフールト・サーキットで行なわれた。レース3のポールポジションを獲得したのはデニス・ハウガー(プレマ)だった。

 ザントフールトはかなり狭く、1周も短いサーキット。フリー走行からコースオフするマシンも多く、予選はいかにトラフィックに遭わず、タイミングよくタイムを出せるかが重要となる。

 セッション前半でタイムシートのトップに立ったのは、ポイントリーダーのハウガー。1分25秒167をマークした。2番手には、デビッド・シューマッハー(トライデント)が続いた。

 岩佐歩夢(ハイテック)は、自己ベストのセクタータイムを刻みながらも一旦ピットイン。他車とタイミングをずらしてアタックをする戦略だったのか、コース上が空いたセッション中盤に1分25秒403をマークし、4番手につけた。

 しかし再びコース上のマシンが増えてくると、タイヤを交換したの各車が続々とタイムを更新。シューマッハーが1分24秒715でトップに立つと、ハウガーも負けじとタイムアップするが及ばず2番手となった。岩佐は8番手までポジションを落とした。

 岩佐はセッション残り8分ごろに再度コースイン。ハウガーらも3度目のコースインで、さらなるタイムアップを目指した。だが残り時間4分ほどのところで、ハンター・イェーニィ(チャロウズ)がスピン。セッションは赤旗中断となった。

 セッション再開されると、ほぼ全車が一斉にコースイン。ここで圧巻のタイムを叩き出したのもハウガー。1分24秒580までタイムアップし、シューマッハーを逆転して予選最速となった。

 2番手はシューマッハー、3番手はヴィクトー・マルタンス(MPモータースポーツ)が入った。

 岩佐はラストアタックでタイムを更新できず、最終的に9番手。上位12台がリバースグリッドで争われるレース1ではグリッド2列目4番手からのスタートとなる。前ラウンドは悔しいノーポイントだっただけに、レース1からポイントを獲得して勢いに乗りたいところだ。

 なお、レース1のポールポジションは予選12番手だったアマリー・コールドウェル(カンポス)となる。