レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1第13戦オランダGPでメルセデス勢を圧倒し、ルイス・ハミルトンに3ポイント差をつけてポイントリーダーに返り咲いた。

 ヨーロッパ3連戦の最後は、モンツァ・サーキットが舞台のイタリアGP。ストレートをコーナーやシケインでつないだレイアウトで、パワーが非常に重要になってくる。これまで、メルセデスがパワーユニット(PU)の性能の高さを活かし、強さを見せてきた。2019年と2020年は勝てなかったが、2014年から2018年まで勝利している。

 対照的に、レッドブルは伝統的にモンツァでは苦戦してきたが、今季はストレートのパフォーマンスが大きく改善されているようだ。

 フェルスタッペンは、レッドブルが例年よりも競争力を増していることは確かだが、メルセデスに戦いを挑むのに十分かどうかは分からないと語った。

「確かに、例年に比べれば(競争力は)上がっているが、それが彼らと戦うのに十分かどうかはわからない」

「とはいえ、今週末はまたスプリント予選レースなどがある。だからかなり変わったものになるかもしれない。僕たちがどの位置にいるかを判断するのは少し難しい。ザントフールト(オランダGP)のようになるとは思っていない」

 フェルスタッペンは今季ペナルティなしで使えるPU3基のうち、1基をクラッシュによるダメージで失っている。そのため、今季の残りのレースのどこかで、少なくとも10グリッド降格のペナルティを受け入れ、4基目のPUを導入しなければならないと思われる。

 レッドブルはこれまで、グリッドペナルティを受ける上で適したサーキットとして、モンツァを候補にしてきた。ストレートが長く、オーバーテイクによるリカバリーが十分に可能だからだ。

 しかしフェルスタッペンは、タイトル争いが3ポイント差と拮抗していること、勝者には3ポイントが与えられるスプリント予選レースが実施されることなどから、今回ペナルティを受ける予定はないと述べた。

「どこでペナルティを受けるかはまだ決めていない」

「このPUはまだとても新しいものだと思う。だからどうなるか見てみよう。ここでペナルティを受けるのは、間違いなく計画にない」