これまでF1モナコGPは、木曜日に2回のフリー走行を行なった後、金曜日を休息日として、土日に再びセッションを行なうという4日間のスケジュールで行なわれてきた。しかし2022年からは、これが他のグランプリと同様、金〜日の3日間にかけてセッションが行なわれるフォーマットに変更されるようだ。

 モナコGPが4日間のフォーマットで行なわれてきた理由は、同グランプリが市街地コースを舞台としているからだ。通常は生活道路として使われている道路を封鎖してF1マシンを走らせるため、金曜日に一旦その封鎖を解除して、現地の企業や住民のために通行を許可しているのだ。

 しかし2022年からは、この金曜日の”休息日”が排除され、他のグランプリと同じフォーマットになることが目指されている。次のFIA世界モータースポーツ評議会で承認される予定のF1の2022年開催カレンダーにも、そのように記載されているようだ。

 この開催カレンダーの最新版では、マイアミGPが5月に初開催される予定になっている。これを実現するためには、スペインGPとモナコGPを2週連続で開催する必要があり、通常通りモナコGPが4日間のスケジュールならば、スペインからモナコへの移動が非常に慌ただしくなってしまう可能性がある。それを少しでも緩和すべく、伝統的な4日間のスケジュールを廃し、3日間にすることを決めたようだ。

「モナコは3日間のスケジュールになるだろう」

 F1のステファノ・ドメニカリCEOはCNNのインタビューにそう語った。

「つまり木曜日からのスケジュールでhなく、金曜、土曜、日曜の日程になる、それが来年導入する予定の変更だ」

 このインタビューの中でドメニカリCEOは、2022年も全23戦を開催することを予定していると明かした。またフランスGPが復活し、最終戦は今季の12月12日よりも早い時期に設定されるようだ。

「計画では、来年23レースを行なう予定だ」

 そうドメニカリCEOは語った。

「10月15日に、世界モータースポーツ評議会で、開催カレンダーを発表する。計画では、今年よりも早い時期に最終戦を行なうつもりだ」

 なお2021年の開催カレンダーはまだ流動的な部分があり、特に11月21日に開催予定のグランプリは、まだTBC(開催地未定)とされている。しかしこれも、数週間以内に発表される予定だ。

 またドメニカリCEOは、今季イギリスGPとイタリアGPで試験的に行なわれ、ブラジルGPで3回目の実施が予定されているスプリント予選レースを伴う週末のフォーマットについて、レースに予測不可能性を持たせることができると評価しており、来季はさらに多くのレースで実施することを目指しているようだ。

「まず第一に、それはプラスだった。我々は人々に、メディアに、そしてサーキットに訪れる観客のみなさんに、毎日新しいモノを与えることができている」

 そうドメニカリCEOは語った。

「我々の観点から言えば、チームの関心と準備という面では、レースが予測しづらければしづらいほど、レースは良くなると思う」