コロナ禍における外国人の入国制限により、日本への再入国、そして国内でのレース参戦が叶っていなかったサッシャ・フェネストラズ。しかしこの度ついにビザが発給されたことで、スーパーフォーミュラ第6戦から復帰を果たせるようだ。

 フェネストラズは2019年に来日して全日本F3(現スーパーフォーミュラ・ライツ)でタイトルを獲得すると、2020年からスーパーフォーミュラとGT500(スーパーGT)にステップアップ。2021年もKONDO RACINGからスーパーフォーミュラに、TGR TEAM KeePer TOM'SからスーパーGTにフル参戦する予定となっていた。

 しかし、2020年シーズン終了後に一度日本を離れ、ジャガーのフォーミュラEチームに帯同するなどしていたフェネストラズはその後、日本再入国に必要なビザの発給許可が下りなかったため、今季は日本でのレース活動ができない状況に追い込まれていた。

 ただmotorsport.comが入手した情報によると、フェネストラズはついにビザの取得に成功した模様。予定では30日(木)に来日し、そこから14日間の検疫を経て、10月16日(土)、17日(日)にツインリンクもてぎで行なわれるスーパーフォーミュラ第6戦に向けてKONDO RACINGと合流するようだ。

 KONDO RACINGは今季、山下健太とフェネストラズの代役である中山雄一のコンビでスーパーフォーミュラを戦っているが、未だ1ポイントも獲得できておらず、苦戦している。フェネストラズの復帰がチームにどんな影響を与えるかに注目だ。

 スーパーフォーミュラ第6戦で久々にその勇姿を見せられそうなのは、フェネストラズだけではない。タチアナ・カルデロン(ThreeBond DragoCORSE)もフェネストラズ同様に9月中に入国予定であり、参戦が実現すれば第2戦鈴鹿以来となる。また中嶋一貴(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)も開幕戦以来となる参戦を果たすこととなっており、ル・マン24時間ウィナーの小林可夢偉(KCMG)は今季初出場の予定だ。

 そしてフェネストラズが復帰することで、スーパーGTの残り3レースにおける37号車KeePer TOM'S GR Supraのドライバーラインアップにも注目と言える。今季はここまでフェネストラズの代役として、阪口晴南が平川亮のチームメイトを務めている。