イスタンブール・パークで開催されているF1第16戦トルコGP。ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは、レッドブルとアルファタウリがともに悪くない予選結果になったと考えており、レースに向けた準備を進めると語った。

 予選の行なわれた9日(土)は、1日を通じて天候が不安定。FP3はウエットコンディションで行なわれ、予選が開始された時点でも路面には水が残り、さらに雨も予想されていた。

 ただQ1で多少雨粒が落ちてきた程度で、予選中は本格的な雨には見舞われずに進行。ウエットパッチの残る路面を各車がドライタイヤで駆け抜けていった。

 ホンダ製パワーユニット(PU)を搭載する、レッドブルとアルファタウリは今回、4台全員が予選Q3へ進出。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが3番手タイム、チームメイトのセルジオ・ペレスは7番手タイムとなった。アルファタウリ勢はピエール・ガスリーが5番手タイム、角田裕毅が10番手タイムとなっている。

 なお今回予選で最速タイムを記録したルイス・ハミルトン(メルセデス)は、PUの内燃エンジンを交換したことで、10グリッド降格のペナルティが決定済み。これによりフェルスタッペンは2番手フロントロウから、他3人もグリッドがひとつ繰り上がってのスタートとなる。

 ホンダF1の田辺テクニカルディレクターは、難しいコンディションながらも各ドライバーが上手く走りをまとめてくれたと評価。ホンダPU勢が4台全員Q3へ進んだため、悪くない結果だったと振り返っている。

「今日のトルコGP予選は、午前中に降った雨の影響で水溜りが一部残る路面状態での開始となりました。Q1開始早々に雨が再度降り出し、さらなるコンディションの悪化が心配されました。しかし、実際にはごく短い間の降雨で終わり、決していいとは言えないコンディションの中でしたが、クリーンな状況で予選が行われました。ホンダPUを搭載する各ドライバーは上手く走りをマネージし、第9戦オーストリアGP以来となるホンダ勢4台のQ3進出を果たしました」

「最終的には、レッドブルのフェルスタッペン選手が3番手、チームメイトのペレス選手が7番手、アルファタウリのガスリー選手が調子のよさを取り戻して5番手と、悪くない結果になりました」

「角田選手は久しぶりのQ3進出で10番手に留まりましたが、週末を通して徐々にペースを上げてきているので、レースでのよい走りを期待したいと思います。明日はハミルトン選手のペナルティによって、我々のマシンは1つずつ上のグリッドからスタートとなり、フェルスタッペン選手はフロントロウの2番グリッドからのレースです」

「まずはいいスタートを決め、4台それぞれがいい形でレースを進められるよう、ここからチームとともにさらにレースに向けて準備を進めていきます」