アルファロメオのバルテリ・ボッタスは、F1エミリア・ロマーニャGPの予選Q3に進出したものの、エキゾーストが破損。テレメトリーで温度の上昇が確認されたため、マシンを止めざるを得なかった。

 最終的には8番グリッドを獲得したボッタスだったが、マシンチェックの結果、配線やその他システムへのダメージが大きく、修理を試みるよりもスペアシャシーに交換する方が簡単であることが判明した。

 マシンはすでにパルクフェルメ状態であったため、シャシー交換作業が本格的に始まったのは土曜日の朝だった。チームは作業を終え、FP2にボッタスを送り出すことを目指していたが、結局は作業が間に合わず、ボッタスはFP2を走れなかった。

 ボッタスが予選で使用していたパワーユニットは新たなシャシーに載せ替えられているが、ギヤボックスは新調する必要があった。ただ、今季からギヤボックスはパワーユニットのように年間使用基数が制限されるルールとなったため、ボッタスは今回ペナルティを受けずにスプリントレースを戦うことが出来るはずだ。

「エキゾーストに問題があったんだ」と、アルファロメオ代表であるフレデリック・バスールはmotorsport.comに語った。

「配線やギヤボックスケーシングを含む、その周囲のコンポーネントが燃えてしまったんだ。配線はシャシーの中に入っているから、交換した方が簡単なんだ」

「昨日から予想はしていたが、クルマは封印されていた。封印を解いてピットレーンからスタートするか、朝まで待ってFP2のリスクを負うかだ。何とか間に合わせたかったが、楽観的すぎた」

「FP2を走れなかったのは残念だ。言うまでもなく、セッションをこなした方が良かった」

 バスールは、ボッタスのチームメイトである周冠宇がFP2で有益なデータを集めていることから、ドライコンディションで走行できなかったボッタスが大きく損することはないと確信しているようだ。

「彼は周のデータを見て、よく理解しているはずだ。それに彼は昨日もほぼドライのコンディションで何周か走った。だから心配はしていないよ」