フェラーリのカルロス・サインツJr.は、エミリア・ロマーニャGPの予選Q2でクラッシュを喫したことで土曜日のスプリントレースを10番手からスタートすることとなった。しかし、21周の短距離レースで順位を大幅に上げ、4位でチェッカーを受けた。

 日曜日の決勝レースでは2列目からスタートすることとなり、サインツJr.は勝利を目指すチャンスはあると意気込んでいる。

「今回は、できる限り最大の順位を上げることができた」とサインツJr.は言う。

「堅実なレースだったし、トラブルは起きなかった。周回数が少なかったから、ドライでのマシンも学んでいた。今回はポジティブなレースになったね」

「唯一のネガティブな点は、ここではレッドブルの方が僕らよりも少しレースペースがありそうだということだ。彼らと戦うためには、僕らはドライでもう少しペースを見つける必要がある」

 motorsport.comから予選でのクラッシュの影響について尋ねられると、彼は次のように続けた。

「とっても痛かったよ」

「僕はそれを隠すつもりはない。僕にとっては、とてもネガティブな1日だった」

「スポーツの世界では時々起こることだし、昨日のことは僕にとって間違いなく最低な瞬間だった。そして僕はそこから学び続け、自分自身を強くしていくんだ」

「大切なのは、しっかりと立ち直ったこと、そして決勝レースに向けて戦えるようにしたことだ。日曜日は何でも起こりうる」

「僕はまだ勝てる。表彰台にも登れるし、週末を気持ちよく終えられる。重要なことは、ミスから学び続けることだ」

「予選でのミスが起こるのには理由がある。僕はまだ100%じゃないし、マシンと格闘していて、それを解決しようとしていることに秘密はない」

「もちろん僕は速いし、予選でも速かった。オーストラリアでだって、僕は速かったんだ。自分に対する自信と、マシンに対する自信がある。問題が解決できたら、僕はすぐ100%の状態になれる」

 フェラーリのマッティア・ビノット代表は、サインツJr.は初めて勝利を争うというプレッシャーに対処することを学ぶ必要があると語っていたが、予選でのクラッシュにそうしたプレッシャーは関係ないとサインツJr.は言う。

「予選のミスがプレッシャーによるものだとは思わないよ」とサインツJr.は続ける。

「まだQ2だったし、Q3に向けて僕はすでに良いラップを刻めたと分かっていた。僕はただ、別の走行ラインと別のバランスを試していたんだ」

「自分のグルーヴを見つけるために、僕はまだマシンと格闘しているところなんだ。実際、僕はそれほどプッシュしていなかった。あのようなコンディションでは起こり得ることだが、僕はミスを犯した」

「Q2からプレッシャーを感じたか? そんなことはない。あれはQ2で、僕はマシンで試していたらミスをしたんだ」

「確実に、僕はシャルル(ルクレール/フェラーリ)やマックス(フェルスタッペン/レッドブル)、チェコ(セルジオ・ペレス/レッドブル)といったドライバーよりも、表彰台や優勝を狙えるマシンでの練習が少ないんだ」

「経験が足りていないし、Q2では忍耐力が足りなくて、0.2秒の差を縮める必要はないと気が付かなかった。この経験は僕の糧になるはずだ。慣れてくれば、僕は誰よりも速くなれるはずだ」