WRC(世界ラリー選手権)は4月1〜24日にかけて2月の第2戦ラリー・スウェーデン以来2ヵ月ぶりとなる、第3戦ラリー・クロアチアが開催。TOYOTA GAZOO Racingのカッレ・ロバンペラが逆転で優勝を果たした。

 ターマック・ラリーの第3戦。2戦を終えてランキング首位に立つロバンペラは、初日から好調な走り。2日目にはオットー・タナク(ヒュンダイ)に19.9秒差と迫られたものの、最終日を首位で迎えていた。

 最終日はSS17〜SS20の全4ステージが実施され、ロバンペラはSS17ではセカンドベストタイムを記録し、好スタートを切っていた。

 しかしその後、SS19では突然強い雨に見舞われてしまう。ハードタイヤとウエットタイヤで走ったロバンペラはここで大きく遅れてしまい、タナクから約30秒遅れのフィニッシュ。タナクがソフトとウエットタイヤの組み合わせのアドバンテージを活かした格好だ。

 その結果ロバンペラは最終パワーステージのSS20を前に、タナクに1.4秒差をつけられ、総合首位の座を奪われてしまった。

 一気に逆境となってしまったロバンペラだったが、彼はパワーステージで素晴らしい走りを見せて、ベストタイムをマーク。2番手となったタナクに5.6秒差をつける走りで、再び順位は逆転。ロバンペラがラリー・クロアチアの勝者となった。2位はタナク、3位はティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)だ。ロバンペラは前戦スウェーデンから、2連勝となった。

 TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムから参戦している日本人ドライバーの勝田貴元は、総合6位でフィニッシュしている。

 次戦WRC第5戦ラリー・ポルトガルは5月19〜22日に開催。ロバンペラは今回の勝利により、ドライバーズランキングでリードを拡大。2番手のヌービルに対して29ポイント差としている。