アルピーヌでチーム代表を務めるオットマー・サフナウアーは、イモラ・サーキットでの第4戦エミリア・ロマーニャGPでチームが今季初の無得点に終わったことを受け、レースペースを改善していくことが今後の目標だと語った。

 アルピーヌは開幕3戦全てでエステバン・オコンが入賞を果たし、フェルナンド・アロンソはトラブルによりポイント獲得には上手く結び付けられていないものの、所々で光る走りを見せてきた。

 アルピーヌは、イモラでアロンソのマシンに新たなフロアのアップデートを投入。これが上手く機能したこともあり、予選では5番手を獲得。しかし、スプリントレースや決勝レースでは予選ほどのパフォーマンスを示すことはなかった。

 アロンソはスプリントレースではタイヤのグレイニング(ささくれ摩耗)により後退し、決勝レースではミック・シューマッハー(ハース)のスピンに巻き込まれたことでサイドポンツーンを破損。ダメージによりリタイアを余儀なくされた。

 一方オコンは予選Q1でギヤボックスにトラブルが発生し、スプリントレースを19番手からスタート。決勝レースでは11番手まで順位を上げたものの、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に対するアンセーフリリースを取られるなどしたため、14位となった。

「良いニュースは、マシンが速いことだ」とサフナウアーはmotorsport.comに語った。

「予選ペースは良さそうだし、あとはレースペースを上げるだけだ」

「悪いニュースは、ギヤボックスの問題でエステバンが後れを取ってしまったことだ。19番手から11番手でフィニッシュできたのは、ある意味良かったのかもしれない」

「フェルナンドには5位に入れる速さがあったのに、また無得点になってしまったのが悔しい。ミックがスピンして彼にヒット……それで彼のレースは終わってしまった」

「サイドポンツーンがダメージを受けて飛んでいってしまったから、ピットインさせる他に選択肢はなかった。サイドポンツーンに大きな穴が空き、フロアにも大きなダメージがあったが、幸いにも他にダメージはなかった」

 サフナウアーはスプリントレースでチームを苦しめたグレイニングの経験を、決勝レースで活かすことができたという。

「スプリントレースで学んでいたから、我々はそれをより少なくできた。最後までレースできていたのはエステバンだけだったが、スプリントレースの時のようなグレイニングはなかった」

「特にインターミディエイトタイヤでは、周りのドライバーよりも良い仕事ができていたように見える」

「インターミディエイトタイヤで走り続けることになっていたら、彼が追いかけていた前のマシン何台かはオーバーテイクできていただろう」

 また、オコンのアンセーフリリースに関してサフナウアーは次のように語った。

「彼(オコン)は他を避けるように出る必要があり、それによりピットストップも遅れてしまった。彼はルイスが来るのを見ていたが、まだ離れていた」

「ただその後、ストロール(ランス・ストロール/アストンマーチン)も進路を塞ぐような形でリリースされ、彼はそれを避けることになった。しょうがないモノだった」