アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、チームメイトに敵わないと感じるまではF1で戦い続けると語った。

 アロンソは2001年にF1デビューを果たすと、様々なチームを渡り歩き、2018年末に一度F1を離れた。その後、2シーズンに渡りWEC(世界耐久選手権)やインディ500などに挑戦し、2021年シーズンにアルピーヌからF1に復帰した。

 昨年はカタールGPで2014年ハンガリーGP以来となる表彰台を獲得し、今季も速さこそ見せているものの、不運が続き結果に結びついていない。

 オーストラリアGP予選ではポールポジションも狙えるペースを持ちながらも、油圧系トラブルが発生しクラッシュ。エミリア・ロマーニャGP決勝では、ミック・シューマッハー(ハース)との接触に起因したダメージによりリタイアを喫した。

 今年の7月で41歳を迎えるアロンソは、グリッド上で最年長ドライバーだ。2022年末にアルピーヌとの契約は満期を迎えるものの、アロンソはF1残留に意欲的であり、「おそらく夏頃には」契約交渉を開始する見通しだと語っていた。



 ここのところ不運が続いている中で、何をF1で戦うモチベーションにしているかと尋ねるとアロンソはこう答えた。

「他のドライバーよりもいい感じだからさ」

「誰かが(チームに)やってきて、純粋なパフォーマンスで僕に勝っているのを見たり、スタートが下手になったり、ガレージの反対側(のドライバー)が僕より1秒速くて、そのタイムに僕が敵わないと気づいたら、僕は手を挙げてこう言うよ。『僕にも他のことを考えるときが来たんだ』ってね」

「でも今のところ、僕はその反対のことを感じている。僕はレースが大好きなんだ」

 アロンソのチームメイトであるエステバン・オコンは、開幕3戦連続で入賞。アロンソの2ポイントに対し、20ポイントを稼いでいる。そのオコンは、2024年シーズン末までの長期契約を結んでいる。

 アロンソの後任候補がいない訳ではなく、昨年FIA F2でタイトルを獲得したリザーブ兼テストドライバーのオスカー・ピアストリは来季のF1での活躍の道を模索している。