2022年のスーパーGT第2戦富士の予選が行なわれ、GT300クラスは#61 SUBARU BRZ R&D SPORTがポールポジションを獲得した。

 青空が広がり、素晴らしい気象条件となった富士スピードウェイを舞台に、スーパーGT第2戦の予選が行なわれた。

 GT300クラスのQ1グループAでは、セッション開始直後から、このQ1グループAに挑む全14台のマシンがコースイン。入念にタイヤを温め、最適なコンディションでのアタックラップ入りを目指した。

 アタック合戦が始まったのは、セッションが4分を切った頃から。#34 BUSOU raffinee GT-Rが全車中初めて1分40秒を切ると、#55 ARTA NSX GT3、#61 SUBARU BRZ R&D SPORTと立て続けにトップタイムを更新。その後も各車が続々とタイムを更新し、高木真一がドライブする#96 K-tunes RC F GT3がトップタイムとなり、残り1分の戦いへと突入していった。

 後方では順位が目まぐるしく入れ替わったものの、96号車K-tunesを上回るマシンはおらず、最速でQ1グループAを突破。前戦に続き速さを見せた格好だ。2番手には井出有治がドライブした34号車BUSOU、3番手には#88 Weibo Primez ランボルギーニ GT3(元嶋佑弥)となった。

 開幕戦勝者の#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rは、チェッカーを受けた時には8番手と、Q2進出ギリギリのポジションであった。しかし、なんとかこのポジションを最後まで堅持……Q2へと駒を進めることができ、Q2に備え待機していた藤波清斗もホッと胸を撫で下ろした。

 このQ1のグループAで脱落となったのは、#6 Team LeMans Audi R8 LMS、#360 RUNUP RIVAUX GT-R、#30 apr GR86 GT、#31 apr GR SPORT PRIUS GT、#48 植毛ケーズフロンティア GT-R、#22 アールキューズ AMG GT3だった。

 続いて行なわれたQ1グループBにも、やはり14台が出走。こちらのグループでは、#9 PACIFIC hololive NAC Ferrariが早めのタイミングで1分37秒659を記録し、首位に立つ。

 しかし残り2分という頃から、各車がトップタイムを更新。しかしそんな中でも、最速は、前出の通りトップタイム記録していた9号車パシフィックで、1分35秒385まで自身のタイムを縮めた。

 その後、後続の各車も次々と自身のベストタイムを更新。ただ、9号車パフィシックのタイムが破られることはなかった。2番手には#2 muta Racing GR86 GT、3番手には#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTとなった。

 Q2進出のカットラインとなる8番手争いは実に熾烈。最後の最後で、#7 Studie BMW M4の荒聖治が1分36秒147を記録し、Q2進出をもぎ取った。9番手の#87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3との差は、僅か0.001秒である。

 ただ後に、5番手だった#5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号がトラックリミット違反を取られ、タイム抹消。87号車ランボルギーニがQ2進出最後のひと枠に滑り込んだ。

 この他#18 UPGARAGE NSX GT3、#20 シェイドレーシング GR86 GT、#244 HACHI-ICHI GR Supra GT、#25 HOPPY Schatz GR Supraがここで脱落。#50 Arnage MC86はアタックを行なうことができず、最下位に終わった。

 Q2でもやはり各車がタイヤのウォームアップに時間をかけ、残り2分という頃から続々とアタック……トップタイムも次々と更新されていく。

 残り1分を迎えたところで、トップだったのは#10 TANAX GAINER GT-R。もう1台のGAINERのマシンである#11 GAINER TANAX GT-Rも3番手と、揃って上位につけていた。

 しかしこれを上回ってみせたのが、#61 SUBARU BRZ R&D SPORT。ストレートスピードが不足し、今回は厳しいと小澤正弘総監督は話していたが、そんな不安を払拭し、首位に浮上。しかも次のアタックでも再び自身のタイムを更新し、1分34秒888……2戦連続でのポールポジションを獲得した。

 2番手には#10 TANAX GAINER GT-R、3番手には#96 K-tunes RC F GT3、4番手には#34 BUSOU raffinee GT-R、5番手は#65 LEON PYRAMID AMGとなった。