スーパーGT第2戦の予選では、61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がGT300クラスのポールポジションを獲得した。記者会見に登場した彼らは、次のように語った。

■61号車SUBARU BRZ R&D SPORT

井口卓人

「今回は、ダンロップさんが新しいタイヤを持ち込んでくれたことに加え、チームのセッティングを合わせ込む力が光ったと思います。それ以上に、宇宙人のような人(山内)がすごく速いタイムを出してくれたので、驚きを隠せないです。練習走行から思い通りのクルマの状態ではありませんでしたが、最後のFCY訓練あたりで良いフィーリングが出て来て、それを予選に向けて繋げることができ、最終的には山内選手が素晴らしいアタックでポールをとってくれました。今回こそは決勝を力強く走って、予選日だけのBRZじゃないところを見せたいです」

「(タイヤ選択について)BRZはフロントに依存していて、フロントタイヤを過酷に使ってしまうシチュエーションが多いです。いかにマシンを曲げて、なおかつタイヤを守っていくかという点が予選のみならず決勝に向けても活きてくると思いますが、そういった方向性のタイヤ選択が良い方向に行ったのだと思います」

「(性能調整を跳ね除けてPPを獲得したことについて)予選はひとりで走れるのが大きいと思います。コーナリングのパフォーマンスを最大まで引き出せるので、BRZのネガティブな部分は出ません。ただ決勝では、現状のBoPではストレートの差がとても大きく、ストレートで平気で抜かれてしまうケースが多いので、BRZの勝ちパターンであるスタートからぶっちぎる展開でないと厳しいとは思っています。周りを考えず、とにかくプッシュするしかないと思っています」

「BRZらしいレース、スバルらしいレースをしたいと思います。苦しい中でも、最後まで死にものぐるいでプッシュしたいです。グランドスタンドが埋まっている状況を見るとドライバーとしても気持ちが高ぶりますし、大勢のファンの方に『BRZかっけーわ』と言ってもらえるようなレース展開に持ち込み、明日もこの場所(会見場)に帰ってきたいです」

山内英輝

「非常に嬉しいです。練習走行から予選にかけてのチームのアジャスト、井口選手のコメント、全てがうまくいったからこそのポールだと思います。井口選手の言う通り、予選だけのBRZとは言われたくないので、ベストを尽くして優勝を目指して頑張ります」

「(性能調整を跳ね除けてPPを獲得したことについて)確かに決勝では団体に入ってしまうと苦戦する部分があります。ただ今回は回頭性を上げるためにダンロップさんが新しいタイヤを持って来てくれましたし、エンジニアとコミュニケーションを取り、良くなっている部分がたくさんあります。決勝はストレートでの差が出てくると思いますが、トップから逃げてしまえばなんとかなると思うので、自信を持って走りたいです」

「クルマを置いてからピットに戻るまで、たくさんの方が拍手をしてくれて嬉しかったです。明日も声援を浴びられるように頑張ります。チームはもちろんのこと、目のトレーニングや身体のケアなどをしてもらっているからこそ、速さを持続できていると思います。そんな皆さんの期待に応えられるように、そしてファンの皆さんの声援に応えられるように頑張ります」