富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT第2戦を制したのは、8号車ARTA NSX-GTだった。これについてHRCの佐伯昌浩スーパーGTラージ・プロジェクト・リーダーは、新生HRCとしての初勝利は自信に繋がると語った。

 8号車ARTAは、5番グリッドからスタート。#19 WedsSport ADVAN GR Supraと#24 リアライズコーポレーション ADVAN Zが後退する中、#100 STANLEY NSX-GTには先行されたものの、4番手をキープしていた。

 その後、義務化されているうち1回目のピットストップを完了した後、赤旗中断。再開後には#36 au TOM'S GR Supraが後退した後、#3 CRAFTSPORTS MOTUL Zが大クラッシュして2度目の赤旗中断となると、首位に立っていた#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraと2番手の#37 KeePer TOM'S GR Supraにペナルティが出たため、日没のためセーフティカー先導のまま3番手でチェッカーを受けた8号車ARTAが、優勝を手にすることになった。

「まず最初に、(クラッシュした3号車CRAFTSPORTSの)高星(明誠)選手に大きな怪我が無かったことに安堵しています」

 佐伯LPLは冒頭でそう語り、大クラッシュで容体が心配された高星を気遣った。

「本日のレースリザルトに対しては複雑な思いはありますが、粘り強くレース運びをした結果として優勝出来たことは嬉しく思います」

「今シーズンに向けてアップデートした車両で、また新生HRCとしてスタートしたスーパーGTの2戦目で優勝できたことは自信に繋がりますし、我々の開発方向性に間違いがなく、またテストを通してマシンの熟成を進めてきたチームとの総合力がもたらした結果だと思います」

 しかしまだまだ2戦目。今シーズンはまだ6レースが残っている。

「まだ22年シーズンは始まったばかりですし、今日のレースを通して得た反省点を踏まえて残りのシーズンに取り組んで参りますので、引き続き応援をよろしくお願いします」