MotoGPは2022年シーズン序盤戦を終え、ヨーロッパラウンドが開始。それに伴い、2023年以降の移籍などに関する噂も増えつつある。

 多くのライダーの契約は2022年が満期。そのため来シーズンのシートを巡っての動きが加速している。

 数少ない契約延長済みのライダーがフランチェスコ・バニャイヤだ。彼はプレシーズンの段階でドゥカティと契約を延長。2024年まで同チームにとどまることが決まっている。

 一方、ドゥカティのファクトリーチームのもう一席に、誰が選ばれるのかはまだ決定していない。

 現在所属するジャック・ミラーには放出の噂が既に広まっており、プラマックへの出戻りや、LCRホンダとの交渉の可能性が報じられている。そしてファクトリーチーム昇格の可能性があると見られているのは、プラマックのホルヘ・マルティンと、グレシーニのエネア・バスティアニーニだ。

 ドゥカティのスポーティングディレクターであるパオロ・チアバッティは6月中には決定することになるだろうと明かした。

 チアバッティはSky Sportsに対して「バスティアニーニとマルティンの将来だが、6月には明らかになるだろう」と答えている。

 そして彼はファクトリーチームの席がひとつしか空いていないものの「ふたりをキープする」ことを望んでいるとも話した。

 チアバッティはマルティンとバスティアニーニ、ふたりのライダーが「非常に上手くやっている」と評価し、ドゥカティの将来のために頼りにしている風だった。

 なおファクトリーチームのシート喪失が確実視されているミラーだが、ドゥカティのゼネラルマネージャーであるジジ・ダッリーニャは次のように語っており、断定しなかった。

「もちろん、その可能性は常にある。だがレースにおける継続性には価値があると思う。ライダーがそのバイクで上手くやっているなら、変えることは考えるべきではない」