FIA世界耐久選手権(WEC)の第2戦スパ6時間レースの予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはグリッケンハウス・レーシングの708号車。昨年LMH車両をデビューさせて以来、初のポールポジションとなった。

 開幕戦セブリングから1ヵ月半のインターバルを経て、第2戦の舞台はスパ・フランコルシャン。昨年秋からコース改修工事が行なわれたスパは、路面が一部再舗装され、ランオフエリアの拡大・改良がなされている。

 予選は5月6日の現地18時20分(日本時間25時20分)からスタート。決勝日の7日は降雨の予報も出ているが、予選はドライコンディションで行なわれた。

 トラックリミット違反が厳しく監視され、四輪脱輪によってラップタイム抹消を受けるマシンもいる中、トヨタ7号車のアタックは小林可夢偉が担当。8号車にはブレンドン・ハートレーが乗り込んだ。

 グリッケンハウス708号車のオリビエ・プラが2分2秒771をマークし、タイムシートのトップに立つが、トヨタ勢はトラフィックの影響か最初の計測タイムでは上位に食い込めず。2台は改めて翌周にアタックするが、7号車の小林が2分3秒087、8号車のハートレーが2分3秒137と708号車のタイムには届かなかった。

 4周目に入ったトヨタ勢の2台は、セクター1では全体ベストペースを刻んでいたものの、そのままコントロールラインを横切ることなくピットインし、予選を終えた。

 これで昨年デビューしたグリッケンハウス007 LMHが、初のポールポジションを獲得した。

 2番手にはアルピーヌ36号車が入り、トヨタは7号車が3番手、8号車が4番手となり、2台がグリッド2列目から決勝レースに臨むことになった。

 予選終了間際まで激しいアタック合戦が行なわれたLMP2クラスは、最終的に83号車AFコルセが最速タイムをマーク。2番手には、31号車WRTがつけた。

 LM-GTE Proクラスはポルシェ勢が速さを見せるが、そこに64号車コルベットが食らいつく形となった。最終的にクラストップとなったのは、最後のアタックでタイムを更新したポルシェ91号車。僚友92号車が2番手に続いた。フェラーリの2台は3番手となったコルベットにも0.5秒以上離された。

 LM-GTE Amクラスは、TFスポーツの33号車アストンマーチンがポールポジション。Dステーション・レーシングの777号車アストンマーチン(星野敏/藤井誠暢/チャーリー・ファグ)はクラス7番手だった。