2024年からのF1参戦を目指しているアンドレッティ・オートスポートを率いるマイケル・アンドレッティは、F1マイアミGPの金曜日に、FIAのモハメド・ベン・スレイエム会長と会談を行なった。アンドレッティ曰くこの会談はポジティブなモノであり、F1参入に向けてFIAからのサポートを受けられることを期待していると語った。

 アンドレッティは今年始め、ザウバーが運営するアルファロメオを買収し、F1に参入することを目指した。これはうまくいかなかったが、現在参戦中のインディカー、インディ・ライツ、フォーミュラEなどに加え、F1に参入することを目論んでいる。

 F1参入に関しては、FIAが事前に新規参戦チームを募集し、これに応じる形で参入に声を上げるというのが通常の割り方だ。ただ現時点でF1は、参入チームの募集をかけていない。

 アンドレッティの代表であるマイケル・アンドレッティは、F1マイアミGPの会場を訪れ、FIAのスレイエム会長と会談を行なった、アンドレッティによれば、これは非常にポジティブに進んだという。

「彼は支援してくれると思う。しかしそれまでのプロセスには、多くのこなさねばならないことがある」

 アンドレッティはそう語った。

「彼はその過程でサポートすることができると言った。ただ、まだまだ長い道のりがある。でも、素晴らしいことだ。モハメドは、我々が提示したモノを気に入ってくれたようだ」

「私はあまり多くのことを話したくない。でも、ポジティブな状況だ」

 アンドレッティは、F1参入については「しばらくは答えがない」と考えていたが、すでにインディアナポリスではF1用のファクトリーを建設する計画が進行中であり、できれば8月にも建設を始めたいことを明らかにした。

「我々は、ボールを転がすために資金を費やしている。うまくいけば、そのボールを転がすことができると感じているからだ」

 そうアンドレッティは言う。

「我々は確かにリスクを冒しているが、そのリスクにはそれに見合うだけの価値があると考えている。ボールを転がす必要があるからね。だから我々は、すでに人材の雇用も始めている」

 アンドレッティは、インディアナポリスに加えてイギリスにも活動拠点を設ける予定だが、イギリスで使う施設は、既存のモノを使うことになるはずだと明かした。

 現在のF1パドック内には、アンドレッティの参入を歓迎しない声もあり、全10チームで十分だとする声もある。しかしアンドレッティは「10チームは適切な数ではない」と主張する。

「彼らは2025年までのコンコルド協定を締結している。そしてレッドブルは今、2チームを所有している。もし彼らがいなくなれば、16台のマシンしかいないということになる」

「16台のマシンでレースすることはできない。しかし18台ならばレースをすることができる。私としては、追加のチームを持つことができれば、より大きな影響力を与えることができるはずだ」