TOYOTA GAZOO Racingおよびルーキーレーシング、トムススピリットは、6月3日から5日に行なわれる「ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」(以下、富士24時間レース)の参戦体制を発表した。

 最も衝撃的なのは、先行開発車を対象にしたST-Qクラスに参戦しているORCルーキーレーシングのラインアップだ。

 水素エンジンを搭載し注目を集めている32号車『ORC ROOKIE GR Corolla H2 Concept』には、ヤリ-マティ・ラトバラと勝田範彦がスポットドライバーとして、”モリゾウ”ことトヨタの豊田章男社長らレギュラー陣と共に24時間レースを戦うことになったのだ。

 全日本ラリーでGRヤリスを操る勝田も強力だが、ラトバラは世界ラリー選手権(WRC)で通算18勝を誇るドライバーだ。現在はWRCでTOYOTA GAZOO Racing WRTチーム代表を務めている。

 また、28号車の『ORC ROOKIE GR86 CNF Concept』には、スーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍している関口雄飛が加わっている。

 まさかのS耐参戦が実現したラトバラ。実は、小林可夢偉や中嶋一貴から水素エンジン車の話を聞き、興味を持っていたのだという。

「昨年のラリーポルトガル期間中、スーパー耐久レースの動画を観て、トヨタのモータースポーツを通じたカーボンニュートラルへの取組みに感銘を受けた」

 そうラトバラはコメントしている。

「また小林可夢偉、中嶋一貴から、水素エンジンはガソリンエンジンと感覚が変わらないと聞き、いつか乗ってみたいと思っていたら、チャンスが巡ってきた」

「今回カーボンニュートラルへ向けた活動を自分の肌で感じることで、私からも欧州を中心に、世の中に伝えていけたらと思う。また、ラリー車へのポテンシャルも感じ取れればと思っている」

 タイトヨタで活躍していた『トヨタプリティー』もレースクイーンに加わり、世界に向けて積極的に情報発信。スーパー耐久レースをアジアに通じるレースにしたいというスーパー耐久機構事務局(STO)の想いを最大限サポートしていくという。

■ORC ROOKIE Racing(ST-Qクラス)
#28 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept

・蒲生 尚弥
・豊田 大輔
・大嶋 和也
・鵜飼 龍太
・関口 雄飛

#32 ORC ROOKIE GR Corolla H2 Concept

・佐々木 雅弘
・モリゾウ
・石浦 宏明
・小倉 康宏
・ヤリ-マティ・ラトバラ
・勝田 範彦

■TOM'S SPIRIT(ST-4クラス)
#86 TOM'S SPIRIT GR86

・河野 駿佑
・松井 孝允
・山下 健太