F1アゼルバイジャンGPでFIAレースディレクターのニールス・ウィティヒは、ピットレーン入口へ向けたホワイトラインを横断してはいけないとドライバーに通達した。

 アゼルバイジャンGPの舞台バクー市街地サーキットのピットレーン入口は、ターン16から続く長い高速区間に設けられており、ピットインの際は高速走行から急減速をしてピットに飛び込むことになる。

 バクーでは、直線区間が長いことから他車のスリップストリームを利用することがタイムアップに大きく寄与するものの、ピットへ向かうマシンを利用しようとした場合は、その速度差によりアクシデントに発展する可能性も秘めている。

 金曜日のフリー走行2回目終了後、ウィティヒはイベントノートをアップデートし、そこでドライバーがコース上で要求される正しい行動について説明。「安全上の理由」からピットレーン入口を定義するラインは、ピット入口のかなり手前から続くホワイトラインとするとした。

 ピットに入ろうとするドライバーは、常にそのホワイトラインの左側を走る必要があり、ラインを横断してレコードライン側に戻ることはできないということだ。