F1カナダGPの決勝レースで、アルファタウリの角田裕毅はリタイアに終わった。

 角田は、年間に使用することが許されている上限を超えたパワーユニット(PU)のコンポーネントを使用したとして、最後尾グリッドからスタート。しかしレースペースは強力であり、入賞も十分に狙える位置まで順位を上げていた。

 しかし、2回目のピットストップを終えてコースに戻った直後、角田はターン2でオーバーランしてしまい、コースのアウト側に設置されていたテックプロ・バリアにクラッシュ。ここでレースを終えた。

 角田曰く、このクラッシュは自身のミスだったようだ。

「ガレージに行って、チームの皆に謝りました。ピット出口でプッシュしすぎてしまったため、残念ながらウォールにクラッシュしてしまいました」

 角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。

「今日のペースは良かったです。オーバーテイクは難しかったですが。力強い形でポジションを上げることができていましたから、この結末にはとても残念に思っています」

 テクニカルディレクターのジョディ・エジントンも、角田のリタイアは残念だったと語っている。

「PU交換によりグリッド最後尾からスタートしたユウキは、レース前半に力強いスティントを走り、タイヤもうまく管理していた。そして入賞が可能なポジションまで上がることができたんだ」

「しかし残念ながら、彼はピットから出た直後にコースオフしてしまい、そこでレースを終えることになってしまった」

 なおアルファタウリは、角田のチームメイトであるピエール・ガスリーがペースの面で苦労したため、14位フィニッシュ。ノーポイントでカナダGPを終えることになった。

「簡単に言えば、我々にとっては残念なレースとなってしまった」

 エジントンはそう語った。