今週末のイギリスGPから、2022年のF1は7月怒涛の欧州4戦が行なわれる。イギリスGPの翌週にはオーストリアGP、そして1週空いてフランスGP、ハンガリーGPを経て、約1ヵ月のサマーブレイクを迎える。

 イギリスGPの舞台となるシルバーストン・サーキットは、ここ数戦F1が開催されてきたモナコやアゼルバイジャン、そしてモントリオールとはサーキット特性が大きく異なる。この前述3つのサーキットは、基本的にはストップ&ゴーのコース。低速コーナーと直線を繋いだようなレイアウトだった。しかもシルバーストンは、中高速コーナーが数多く存在するため、ダウンフォースが必要不可欠。しかも全体的にアクセル全開の度合いが大きいため、最高速も確保しておきたい……そんなレイアウトだ。その上、路面も比較的スムーズときている。

 ここまでレッドブルが6連勝を成し遂げているが、サーキット特性が全く違うこのシルバーストンでもその勢いを維持することができるのか……あるいは、フェラーリが巻き返しを図るのか、要注目である。

 また、この2強の争いに、メルセデスが加わってくる可能性があるのかという点にも注目しておきたい。今季ここまで、最上位3位と苦しい戦いが続いているメルセデス。しかし路面がスムーズなシルバーストンでは、巻き返してくる可能性も十二分に考えられる。実際、カタルニア・サーキットで行なわれたスペインGPでは、この2チームと遜色ない速さを披露していた。またイギリスはルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルの母国であり、特にハミルトンはこれまでに7勝と無類の強さを発揮している。

 中団争いにも要注目だが、今季は僅差である上に、各チームがアップデートを持ち込むとしており、その効果次第でアッと驚くチームが速さを見せる可能性もあり、予測は実に難しい。

 併催のFIA F2にも注目したい。DAMSの岩佐歩夢は、このところクラッシュが続いている。しかし本人曰く、これは成長のための過程であるという。一度歯車が噛み合い始めれば、好結果を維持できる可能性もあるだろう。

 このF1イギリスGP、そしてFIA F2、FIA F3の全セッション、さらにはWシリーズの予選と決勝がスポーツチャンネルDAZNで配信予定。配信スケジュールは、以下の通りとなっている。

■7月1日(金)
17:35 F3フリー走行 英語実況
18:45 F2フリー走行 英語実況
21:00 F1フリー走行1回目 実況:笹川裕昭/解説:柴田久仁夫
23:00 F3予選 英語実況
24:00 F1フリー走行2回目 実況:サッシャ/解説:田中健一
25:30 F2予選 英語実況
26:25 Wシリーズ予選 英語実況

■7月2日(土)
17:55 F3レース1 英語実況
20:00 F1フリー走行3回目 解説:小倉茂徳、田中健一
21:25 Wシリーズ決勝 英語実況
23:00 F1予選 解説:中野信治、田中健一
25:00 F2レース1 実況:市川勝也/解説:田中健一

■7月3日(日)
16:35 F3レース2 英語実況
18:05 F2レース2 実況:市川勝也/解説:小倉茂徳
22:20 F1決勝 実況:サッシャ/解説:中野信治