レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、次戦フランスGPで、メルセデスがさらに脅威的な存在になる可能性があると考えていることを明かした。

 メルセデスは今季開幕から、ポーパシングやバウンシングといったマシンが激しく上下動してしまう現象に悩まされ、パフォーマンスの面でも苦しんできた。

 しかしスペインGPでアップデートを施したことで戦闘力が向上し、アゼルバイジャンGPやモナコGPといった市街地コースでは苦しんだものの、イギリスGPやオーストリアGPでは再び上位に近いペースを発揮し、表彰台を獲得している。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、現状でもまだ、レッドブルやフェラーリに「純粋なパフォーマンスでは0.2〜0.3秒遅れている」と語っているが、レッドブルのホーナー代表は既にメルセデスは上下動の問題を克服したと考えており、次戦フランスGPでも脅威になる可能性があると警戒している。

「ポール・リカールでは、彼らが速いと考えている」

 そうホーナー代表は語った。

「直近の2レースの彼らは、かなりまともだった。ポーパシングについては、全く見られなかった。彼らはゆっくりと、先頭争いに戻りつつあるようだ」

 メルセデスはシーズン前半の失速により、現時点ではレッドブルに122ポイント差をつけられたランキング3番手である。しかしランキング2番手のフェラーリまでは66ポイント差であり、十分に追いつける差である。

 ホーナー代表は今後、メルセデスが明らかに競争相手となり、レッドブルやフェラーリからポイントを奪うような存在になるだろうと語る。

「彼らは競争相手になるだろう」

 そうホーナー代表は語った。

「彼らは一貫して、ポイントを獲得し続けることになるだろう」

「現時点で、コンストラクターズランキングやドライバーズランキングでどれほど離れているかは分からない。でも、多くのマシンが戦うようになるのは良いことだ。我々にとっては、悪いことかもしれないけどね」

「ファンにとっては、6台のマシンが勝利を争うのは素晴らしいことだと思う」