アキュラは、2023年からIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に実戦投入されるLMDh車両『ARX-06』のシェイクダウンを、ポール・リカール・サーキットで実施した。

 前身であるDPi車両のARX-05と同様、オレカと共同で製作されたARX-06。次世代LMP2クラスの車両をベースにしたこのマシンは、今月初めにエンジン始動を済ませ、15日(金)にポール・リカールでの走行が行なわれた。

 アキュラのファクトリードライバーであるリッキー・テイラーと、IMSAで2度クラス優勝したマット・マクマリーがドライブを担当。マシンは細部を隠すため、白黒のカモフラージュが施されている。

 HPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)が公開した動画では、車両のフロント部分が撮影されていない。以前公開されたティザー映像を見る限り、ARX-05時代から特徴的だったフロント部分は、ARX-06にも継承されていると思われるが、現時点ではあえて隠されているようだ。

 何らかの形でサーキットでの走行を終えたLMDhは、ポルシェ963やキャデラック(名称は未発表)に続く3台目であり、今月末にはBMWのMハイブリッドV8が初走行する予定となっている。

 アキュラはシェイクダウンの後、10月3日から5日にかけてロード・アトランタで、12月6日から7日にかけてデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで予定されているIMSA公式テストの前に、フルプライベートでのテストプログラムが予定されている。

 ポルシェとキャデラックはセブリングでグループテストを実施。IMSAとWECのプログラムに向けた準備を進めているところだ。

 アキュラは、ウェイン・テイラー・レーシングおよびメイヤー・シャンク・レーシングとの関係を継続し、IMSAのGTPクラスにARX-06を1台ずつ投入する予定である。