メルセデスは、リザーブドライバーを務めるニック・デ・フリーズを、F1第12戦フランスGPのフリー走行1回目に起用することを発表した。

 2022年から、レギュレーションにより各チームがシーズンを通して2回、FP1でルーキードライバーを起用することが義務付けられた。

 メルセデスはフランスGPで今季最初の義務を消化し、テスト兼リザーブドライバーのデ・フリーズに、ルイス・ハミルトンのマシンを託すことに決めた。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、フランスGPのプレビューで次のように語っている。

「今週末は若手ドライバーに割り当てられたセッションの一環として、ルイスの代わりにニックがファーストプラクティスに参加する」

「だから、我々は彼がどうなるかを見るのが楽しみなんだ」

 メルセデスにとっては今季最初の義務消化だが、デ・フリーズがFP1に出走するのは、フランスGPが今季2度目となる。ウイリアムズが第6戦スペインGPのFP1でデ・フリーズを起用したのだ。

 デ・フリーズは、2020年と2021年のアブダビで行なわれた若手ドライバーテストにもメルセデスの一員として参加している。

 フォーミュラEの現チャンピオンであるデ・フリーズは、来季ウイリアムズからF1デビューするのではないかと噂されている。

 メルセデスは、シーズン序盤の苦戦を脱しつつあり、ハミルトンが3戦連続の3位表彰台を獲得するなど調子が上向いている。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表も、メルセデスを警戒。「ポール・リカールでは、彼らが速いと考えている」とコメントしている。

 ウルフは”多大な努力”の末、チームは勢いに乗っていると語った。

「我々は最初の7戦で3回の表彰台を獲得したが、直近の4戦で4回の表彰台を達成した」

「この勢いは、チームの多大な努力を反映したものであり、私は満足している」

「W13に対する我々の理解は周回を重ねるごとに深まっており、それが我々の開発や結果に反映されているのは心強いことだ」