ポール・リカール・サーキットで行なわれているFIA F2第9戦の予選で、岩佐歩夢(DAMS)は2番手となり、日曜日に行なわれるフィーチャーレースの2番グリッドを獲得した。

 岩佐は2セット目のタイヤでのアタック1発目でトップタイムを記録。このままポールポジション獲得かと思われたが、2発目のアタックでローガン・サージェント(カーリン)に上回られてしまい、2番手となった。その差は僅か0.006秒だった。岩佐は2発目のアタックラップに入ることができず、タイム更新ができなかったのだ。

「ポールポジションも可能だったと思います。アタックラップに入る前に渋滞に捕まってしまい、2回目のアタックに入ることができませんでした。だからこの2番手は、かなりフラストレーションが溜まる結果です」

 岩佐は予選後の公式会見でそう語った。

「最初のアタックでは、かなり良い走りができたと思います。でも前のマシンが近かったので、セクター2で少し失ってしまいました。シケインでも、ダウンフォースを少し失いました。でも、シケインの後ではもう少しタイムを稼ぐことができましたから、それは半々というところもありました。でも正直に言うと、2回目のアタックラップを試してみたかったです」

 岩佐が2回目のアタック入ろうとコントロールラインを通過した直前、無情にもセッション終了を知らせるチェッカーフラッグが振られてしまった。

 なぜ2度目にアタックに間に合わなかったのか? そう尋ねられた岩佐は、次のように説明する。

「基本的に、ピットアウトした後はかなりプッシュしていました。僕の前にいるマシンもほとんどがプッシュしていましたけど、最後のふたつのコーナーで渋滞に捕まってしまいました」

「僕は何台かのマシンを追い越そうとしていましたけど、僕の後ろのマシンも、僕のことを追い抜こうとしていました。それで、僕は渋滞に捕まってしまったんです。僕はチェッカーフラッグを受けてしまいましたが、多分2秒遅すぎたと思います。本当にあと僅かでした」

 岩佐は今季ここまで、スプリントレースで2回2位になっている。しかし、フィーチャーレースでの最高位は5位と、表彰台に立ったことはない。今回、フィーチャーレースに向けた期待を尋ねられた岩佐は、次のようにこう語った。

「今年はスピードの面では本当に良いんですが、フィーチャーレースではほとんど全てのイベントで順位を落としてしまっています」

 そう岩佐は語った。

「チームとして、ピットストップやスタート、そしてタイヤのマネジメントなど、全てをまとめ上げる必要があると思います。僕らはただ、まとめ上げることさえできれば良いと思っています」